本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000094306
作品紹介・あらすじ
世界の、アジアの、そして日本の、貧困の実態はどのようなものなのか。激変する世界状況の下で貧困はいかにしてつくられているのか。日本に生きるわたしたちに向けて、世界の「貧困」事情をわかりやすく解説する。
感想・レビュー・書評
-
一、資本主義経済がシステムとして生み出す、中心・周辺としての絶対的貧困
二、生活の不安定性の増大「新しい貧困」
三、そして、相対的貧困が絶対的貧困に容易に転落しやすい生活脆弱世帯
貧困問題を理解するための入門書
①堤未果「ルポ貧困大国アメリカ」
②暉峻淑子「豊かさとは何か」
③橘木俊昭「格差社会何が問題なのか」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界の貧困について、発展途上国から先進国の貧困に至るまで、その動向と原因をコンパクトにまとめている。特に本書の前半部分は良くできていた。
その考え方のベースに社会主義的な要素があることは事実だろうが、あまり鼻につくほどではない。
むしろ、後半部分で市民社会・人権というような精神的な面に焦点を当てていたことの方に抵抗感を感じた。
極めて薄い本なので、手軽にパラパラと読んでみると、気づかされることもあるかもしれない。
全4件中 1 - 4件を表示