憲法九条、あしたを変える 小田実の志を受けついで (岩波ブックレット 731)
- 岩波書店 (2008年7月8日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (64ページ) / ISBN・EAN: 9784000094313
みんなの感想まとめ
憲法九条をテーマにしたこの書籍は、さまざまな著者が独自の視点から九条の意義や可能性を掘り下げています。論議が絶えない九条について、著名な言論人たちがそれぞれの主張を展開し、武力による紛争解決が非現実的...
感想・レビュー・書評
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いろいろと論議が繰り返されている憲法9条。
岩波ブックレットは、「憲法9条」を支持するものが多いが、それに対する言明として梅原猛や大江健三郎、井上ひさしといった言論人がどういう主張をしているのかということで見てみた。
紛争の武力による解決は、非現実的であると言わざるを得ない、という。9条は、カントの永久平和論にも通じる思想。
様々な人が9条について独自の考えを示している。
「9条バンザイ」と叫んでいれば良いのではなく、他人の意見の受け売りではなく、自分の考える材料にできればよいと思う。
また、改憲派の文論も読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
多数の著者による共著。いろいろな例でもって、九条について語られている。
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憲法の勉強をしているとよく小田実という名前を見るので気になっていました。
このブックレットは今は亡き小田さんの影響を受けた人、尊敬している人、その志を受け継ぎ実践していこうという人たちに書かれています。
小田さんが一番有名なのは私はベ平連の活動だと思ってましたが、彼はその運動に参加する以外にも様々なところで活躍していました。
そのところどころで彼の思想が見え隠れする全体小説の執筆や、評論も書きつつ、数々の運動にも参加。
「まずは、自分がやる」という志をもち、時には戦艦の周りをボートでぐるぐる周りながら抗議をしたそうです。また、阪神大震災をきっかけに、被災者救援のために公費を使うことを可能にしたのも彼なのだとか。
しかしやはり小田さんの思想や活躍を知るには小説やら評論を読んでみないといけないなと思いました。 -
小田実氏の追悼の会の収録。じっくり、目立つことなくわが道を行くこと。決して気持ちを萎えさせないこと。私たちが小田氏を忘れることなく憲法九条を誇りとして護持をしていくことに、私たちは共感できることを嬉しく思う。
著者プロフィール
井上ひさしの作品
