いま、日本の米に何が起きているのか (岩波ブックレット)

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  • Amazon.co.jp ・本 (70ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000094450

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  • 食の問題を様々なテーマから指摘している本著。
    ・食の安全(中国の冷凍餃子、海外の遺伝子組み換え作物、牛の狂牛病ーBSEの問題など)
    ・農業の人材不足、耕作地の放置
    など

    「安全・安心」を求める消費者が多い中、商品の虚偽表示(有名企業・ホテルなど)が問題になりました。
    利益を追い求めれば求めるほど、安全や安心は手間なものとして蔑ろにされ、安い・早い・美味しいことを重視してきました。

    また、ブランド化(米であれば「コシヒカリ」など有名なものしか売れない、そういった商品しか扱わない問屋が大半)についても一つの問題点があると思います。


    消費税引き上げが影響し、軽減税率は経済界が渋る中で生活の根本といえる食について考えることは大切なことです。
    生産者との「顔の見える」関係を作り、地産池消を促していく。
    無農薬・有機農業を行っている製品を応援することも一手だと感じました。

  • [ 内容 ]
    「汚染米」が、日常の食のなかに入ってきていた―。
    なぜ日本は米を輸入しているのか。
    国内の稲作はどうなっているのか。
    世界と日本の米の現状、米をめぐる政策や制度、流通、稲作農家や日本酒、和菓子生産者の挑戦など、米最新事情をデータとともにわかりやすく解説。

    [ 目次 ]
    データから見る日本の米、世界の米
    米の複雑な旅路―区分、流通、表示から考える
    有機稲作という新たな可能性
    酒蔵が米を作る理由
    和菓子と米消費拡大の夢

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著者プロフィール

1937年愛媛県に生まれる。1965年東京教育大学大学院文学研究科(社会学)修士課程修了。全国農業協同組合中央会勤務を経て、(財)協同組合経営研究所、94年同常務理事、99年博士(学術)取得。現在は、東洋大学国際地域学部および全国漁協学校講師。

主要著書
『現代たべもの事情』(岩波書店、1995年)、『協同組合運動の転換』(共著、青木書店、1995年)、『アグリビジネス論』(共著、有斐閣ブックス、1998年)、『アジアの工業化と農業・食糧・環境の変化』(筑波書房、1999年)、『アジアの食料・農産物市場と日本 − 市場の国際化と食料・環境問題』(共著、筑波書房、2001年)、『21世紀食料・農産物市場の展望』(共著、筑波書房、2004年)、『FTAとタイ農業・農村』(筑波書房ブックレット、2004年)、『現代日本の農協問題』(筑波書房ブックレット、2006年)



『現代資本主義と食糧・農業』(共著、大月書店、1995年)、『協同組合運動の転換』(共著、青木書店、1995年
アジアの工業化と農業・食糧・環境の変化』(筑波書房、1999年

「2007年 『現代の食糧問題と協同組合運動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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