センダックの世界

  • 岩波書店 (2010年1月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (278ページ) / ISBN・EAN: 9784000098786

みんなの感想まとめ

多様なテーマを通じて、子どもたちの力を信じる姿勢が描かれています。ユダヤ系アメリカ人のセンダックは、貧しい家庭で育ちながらも、音楽的な感性とファンタジーを融合させた作品を生み出しました。この一冊は、彼...

感想・レビュー・書評

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  • 貧しい家庭で育ったユダヤ系アメリカ人のセンダック。
    食べ物、赤ちゃん、空をとぶこと、ファンタジー…繰り返されるテーマ。
    音楽的な感性に、子どもの力を信じる解説的イラストレーション。
    絵本の地位を高めたのは彼のような人たちなのだろうなと思う。

    大型のしっかりした本で、絵本からの引用の絵がたくさん掲載された贅沢な一冊。
    絵本専門士の講座でおすすめされていて、課題の参考にもしようと思い読んだら、とても良かった…!

  • 再読。作品の詳細な解説のみならず、イラストレーションを多彩な視点から、センダック自身が語る。挿絵の仕事は“詩を歌にする”ように、文章を洞察して、意味を高める絵を添え、物語の次元を拓くことが大切だと、繰り返し語っている点が印象に残る。また、毎日の問題を通り抜ける子どもたちに、深い共感を寄せている。発散できないフラストレーションに、健康的なチャンネルを開くためには、想像力は重要だ。大人でさえも‥「ミリー」以降の作品は「The Art of Maurice Sendak: 1980 to the Present

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「物語の次元を拓くことが大切」
      そんな真摯なセンダック大好きです。。。
      「物語の次元を拓くことが大切」
      そんな真摯なセンダック大好きです。。。
      2014/01/29
    • 蓮さん
      nyancomaruさん*
      センダックがお好きなのですね!
      この本もですが、続編の洋書も、絵本以外に手がけた舞台美術やポスターなどが載っ...
      nyancomaruさん*
      センダックがお好きなのですね!
      この本もですが、続編の洋書も、絵本以外に手がけた舞台美術やポスターなどが載っていて、見ごたえもありました。
      2014/01/29
  • 新装版の前のものを持っています。
    私が持っているものと同じかどうか分からないけれど、
    ありとあらゆる「センダック」が網羅されている一冊。
    ドン!とかなり重いけれど、重さ以上に中身が充実。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ドン!とかなり重いけれど」
      本当に、大きな本だから、ゆっくり丁寧にページを繰ります。。。
      と、書きましたが断捨離に遭って、今は手元に無...
      「ドン!とかなり重いけれど」
      本当に、大きな本だから、ゆっくり丁寧にページを繰ります。。。
      と、書きましたが断捨離に遭って、今は手元に無し、、、
      2014/01/29
  • 絵本作家、モーリス・センダックの一周忌展が5月14日(火)よりスタート。 | NEWS | EYESCREAM.JP - For Creative Living
    http://www.eyescream.jp/news-all/mauricesendak-of-memories
    モーリス・センダックを知っていますか? - CULTURE NEWS(カルチャーニュース) | HOUYHNHNM(フイナム)
    http://www.houyhnhnm.jp/culture/news/maurice-sendak.html
    Maurice Sendak of Memories -モーリス・センダック一周忌-.:THE GIFT ISLANDS:.
    http://the-gift-islands.com/news/maurice_sendak_of_memories_--.html

    岩波書店のPR
    「今日モーリス・センダックほど著名な子どもの本のイラストレーターは、他にいない。若い時代から現在に至るまでのセンダックの全仕事を、イラストレーションと写真を多数使って紹介した、豪華な「絵伝記」。1982年版の新装版。」
    岩波書店 編集部だより
    http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jidou/j1001/009878.html

  • ずっしり大きくて分厚い一冊。
    絵も文も豊富。初期のスケッチや挿絵から、現在にいたる作品までぎっしり味わえる一冊。

    幼少のころの彼の環境が大きく作品に影響を及ぼしていることがわかります。
    まずは彼の父が語ってくれた即興の空想物語が彼の作品が生まれる最初の重要な源となっていること。
    そして彼自身「自分のすぐれているところは絵とか文ではなく人が忘れてしまったいろいろなことを覚えていることだ」と述べており、子ども時代に見たこと聞いたこと、そして想像したことが作品に表現されているんですね。

    いろいろと意外だった事実も。
    センダックがディズニーが大好きだったことや、学校は嫌いで正規の教育は想像力の敵だとまで考えていたこと、
    「ケニーのまど」の絵が、本人としてはぞっとする絵だと評価していることなど。
    そして「ふふふん へへへん ぽん!」に出てくる犬のジェニーはセンダックの大切にしていた愛犬だったんですね。

    最初から絵本作家、画家として成功をおさめていたわけではなく、時間をかけて本を作り上げていったセンダック。
    途中酷評を受けた作品もあります。
    彼がかかわった挿絵になると数知れず。
    実は私の実家の本棚にある「陸にあがった人魚のはなし」の挿絵もセンダックだったわかり驚きました。


    「想像やファンタジーを通じて子どもはカタルシスを達成する。」(p.65)


    子どもの持つ想像力の素晴らしさ・大切さへのセンダックの強い思いが伝わってくるそんな重厚な一冊でした。

    お気に入り度:★★★★★
    (2010年2月6日読了)

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