労働搾取の厚生理論序説 (一橋大学経済研究叢書 55)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000099141

作品紹介・あらすじ

「格差社会」化やワーキング・プア問題が焦眉の現代において、マルクス『資本論』の労働搾取概念は主流派経済学の理論体系にはない独自性を持つ厚生理論である。本書では、現代経済学の手法によって、労働搾取概念を厚生経済学における一つの非厚生主義的福祉指標として、その理論的再構成を探求するプレリュードである。

著者プロフィール

マサチューセッツ大学アマースト校経済学部教授、一橋大学経済研究所特任教授。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。一橋大学大学院経済学研究所教授などを経て現職。専門は理論経済学。著書に『労働搾取の厚生理論序説』(岩波書店)、共著に『マルクスの使いみち』(太田出版)、編著に『されどマルクス』(日本評論社)などがある。

「2022年 『格差と闘え 政府の役割を再検討する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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