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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784000107099
感想・レビュー・書評
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家族社会学をテーマに、11人の執筆者による論考が収録されています。
本巻の冒頭に置かれている上野千鶴子の論文「「家族」の世紀」では、「家族」の概念をめぐって普遍的な定義を求めるこれまでの試みのうちにひそんでいた問題を指摘し、「家族」のイデオロギー効果にこそ議論の焦点をあてるべきだという見方が提出されています。
これにつづく論文の執筆者には、落合美恵子、牟田和恵、西川祐子、瀬地山角など、フェミニズムの視点から家族というテーマをあつかった論者たちが名前をつらねており、相互の立場を照応しつつそれぞれの視点から議論を掘り下げています。とくにラディカル・フェミニズムの隆盛以降、前近代的な「家」制度と近代的な「家族」を対置する図式の問題性が明らかにされ、上にあげた論者たちもそうした見方を採用しつつ、現代の家族における制度と権力の分析が展開されています。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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