- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000107174
感想・レビュー・書評
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著者:厚東洋輔,吉田民人,細谷昂,内田隆三,山口節郎,盛山和夫,三島憲一,清水太郎,宮島喬,数土直紀,宮原浩二郎,佐藤勉,大澤真幸.
【目次】
編集にあたって(1995年10月 編集委員) [i-ii]
目次 [iii-v]
《厚東洋輔》社会学史と理論的構想力 001
一 振り返ることと見通すこと 001
二 「理論」を「物語」る 005
三 命題の体系化と世界の制作 012
注 019
引用・参考文献 020
《志田基与師》社会学におけるシステム理論のジレンマ――日本における構造-機能分析の発展と没落 021
一 はじめに 021
二 社会システム理論とは何か 023
三 日本における構造-機能分析の理論的転回とその問題点 025
四 社会システム理論のジレンマ 029
五 結論と考察 032
注 034
文献 037
《細谷昂》マルクスと近代市民社会 039
一 はじめに 039
二 労働価値説と「市民社会の解剖学」 041
三 市民社会と人類史への展望 050
四 市民的人間像へのまなざし 056
五 おわりに 066
注 067
引用文献 068
《内田隆三》権力のエピステーメー 075
序 ポスト構造主義の問題 075
一 権力の過剰 079
二 回転ドアー 086
三 生命のフロー 092
四 資本主義の変容 099
文献 108
《西原和久》「意味の社会学」の視圏――「忘れられた意味」から「語られない意味」へ 111
序 111
一 さまざまな「意味の社会学」――ミニ・パラダイムの出現? 112
二 「意味の社会学」再考――ヴェーバー、ミードの場合 116
三 「意味の社会学」と「意味問題」――現象学の問い 120
四 「意味の社会学」の遺産と継承――方法から問いへ 126
結びに代えて 131
注 132
文献 133
《盛山和夫》合理的選択理論 137
一 はじめに 137
二 合理的行為 138
三 合理的行為モデルの基本構図 144
四 メカニズムの探求 147
五 合理的選択理論の限界 152
注 155
参考文献 155
《三島憲》批判理論の射程 157
一 157
二 160
三 164
四 168
五 171
六 174
七 177
注 181
引用・参考文献 182
《清水太郎》ルーマンの社会システム理論 183
一 システム理論のパラダイム転換 186
1 「自己言及」 186
2 「観察」 188
3 「コミュニケーション」 190
二 近代社会論 192
1 「機能的分化」 192
2 「セカンド・オーダーの観察」 194
3 「合理性」 196
参考文献 199
《宮島喬》ブルデューの社会理論――不平等問題への文化社会学的接近 201
一 文化と不平等と 201
二 差異を通し、見えにくい社会的不平等の探索へ 202
三 自明視と自己排除 204
四 余儀なき“選択”――選択は可能なのか 206
五 文化の序列化の社会的原理 209
六 正統的文化と「必要性への距離」 211
七 行為者の支店からの再把握 213
参考文献 215
《数土直紀》ギデンズの構造化理論 217
一 217
二 220
三 222
四 225
五 228
注 228
参考文献 228
《宮原浩二郎》フーコーのいう権力 231
一 『快楽の活用』と権力 232
二 フーコーのいう権力 236
三 パワーゲームのただなかへ 243
注 246
参考文献 246
《佐藤勉》新機能主義 249
一 新機能主義の登場 249
二 ポスト・パーソンズ社会学の構想 252
三 新機能主義の基本的性格 253
四 新機能主義のゆくえ 255
参考文献 256
《大沢真幸》社会秩序はいかにして可能か――社会学を社会学する 257
一 マックス・ウェーバーの憂鬱 257
1 社会学の多産的絶頂期 257
2 ウェーバーの憂鬱 259
3 「甘美な憂鬱」
二 社会的主題の定立 264
1 「社会秩序はいかにして可能か」という問い 264
2 古代の社会思想 266
三 社会学前夜 269
1 契約による社会 269
2 王の身体とレヴァイアサン 272
3 社会学誕生の前夜 276
4 廃墟を見る物 278
四 視点の重層 282
1 社会学黎明期 282
2 世紀病 284
3 ロマン主義的絶望 286
4 価値自由という英雄的拒否 289
五 巨人たちの社会学 292
1 両巨頭 292
2 第三の巨人 296
3 社会の条件/社会学の条件 298
注 303
参考文献 304詳細をみるコメント0件をすべて表示