岩波講座 現代工学の基礎〈16〉情報の表現と論理 《情報系I》・コミュニケーションとコンピュテーション 《情報系II》

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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000109963

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  • 「情報の表現と論理」と「コミュニケーションとコンピュテーション」の2分冊。どちらも情報系分野。

    「情報の表現と論理」は論理を扱うものの、どちらかというとマスメディアとか情報と言っても文系よりのアプローチっぽい感触。様々な表現や思考を考え、後に学習・論理と続く。

    「コミュニケーションとコンピュテーション」は、逆にコミュニケーションと謳うものの、ザ・情報工学といった内容をギュッと詰めている。情報理論から論理回路、チューリングマシンなど。

  • 1 情報の表現と論理 《情報系I》について
     量(シャノン情報理論)
     パターン
     意味
     価値
    の4つの側面についてのべている

    表現については,サイバネティックスを参照している。
    記号とパターンについても書いている。

    状態遷移,命題論理を掲載しているのは,情報工学らしくてよい。

    やや雑記帳的なところが気になった。

    論理の章で、Q9が条件として適切であるとする根拠の説明がわかりにくかった(P113)。

    2 コミュニケーションとコンピューテーション
     通信モデルと情報量からアルゴリズムと計算複雑さ
     現実の問題をどう解くかがないのかも

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