岩波講座インターネット 2

著者 : 堀良彰

制作 : 尾家 祐二 

• 岩波書店 (2001年7月27日発売)

作品紹介・あらすじ

インターネットは世界中のコンピュータを接続している。本書は、ネットワーク技術の神髄にせまるべく、IPアドレスの仕組みを理解し、経路制御のアルゴリズム、その管理と運用を学ぶ。それをもとに、ネットワークの設計・実装・高機能化など、ネットワークを構築するために必要な基礎技術を解説する。

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2012年12月22日]

インタネットとは、漢字に直すと，網際です。
ネットワークとネットワークの相互接続のことです。

名前の由来が原理の由来と同じで，この意味を知らずに，インタネットを使っていると危険です。
相手のネットと自分のネットを相互につなぐという意識なしに、インタネットを使わないようにしましょう。

その出発点として本書はよいと思います。

技術的には，IP, 経路制御, 設計項目：トポロジ，役割，名前，アドレス割当，利用するIGP, エリアの分割，メトリックス，経路の集約，デフォルト経路の生成，EGPからの再配布，接続点，隣接AS, 告知，パス属性，経路の受け入れ
　なぜ，経路の集約が2つあるか？がわかりませんでした。