近代の変容 (岩波講座 政治哲学 第3巻)

制作 : 小野 紀明  川崎 修  川出 良枝  犬塚 元  宇野 重規  杉田 敦  齋藤 純一 
  • 岩波書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000113533

作品紹介・あらすじ

「近代」の意味が問い直されるなか、フランス革命の衝撃に始まり、資本主義の発展と国民国家の形成によって特徴づけられてきた一九世紀の理解も揺らいでいる。ベンサム、J・S・ミル、トクヴィルからアナーキズム、プラグマティズム、社会民主主義まで、個人と社会をめぐる多様な構想を位置づけ直し、その現代的射程を探る。

感想・レビュー・書評

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  • いただきもの。ベンサムの章を小畑俊太郎さんが執筆している。

  • ベンサムは当然功利主義ながら、快楽主義的ないし利己主義的な通俗的功利主義とは異なるというベンサム論。
    ミル論は、アリストテレス的なエウダイモニズムと、ベンサム的なヘドニズムの相克として捉えるもの。
    コンスタンは、コンスタン自体がすごく目立った思想家ではないので紹介メイン。
    トクヴィルは、フランス革命後の世代の兆候として、保守主義的な思潮の中から彼が出てきたことを指摘しつつ、彼の「権威」に対する距離の取り方を論じるもの。
    プルードンは、マルクス主義にもアナーキズムにも還元できず、彼の経済的自由に関する議論は、ハイエクやオルドに通じる内容を持っている。

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