アベノミクス批判 四本の矢を折る

  • 岩波書店 (2014年7月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (172ページ) / ISBN・EAN: 9784000220828

みんなの感想まとめ

経済政策や外交政策に対する鋭い批判が展開される一冊で、著者の歴史認識や説得力ある文章が魅力です。安倍政権の政策に対する不安を抱える著者は、特に経済政策に焦点を当て、円安や労働者派遣法の問題点を具体的な...

感想・レビュー・書評

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  • 現政府の経済政策を真向から批判

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=084454

  • 岩波書店から出版されていることから分かるように左寄り。
    本当のようにも思えるし,単なる批判にも思える。
    学問としては成立しない経済学者の言うこと,という理解でいいのでは。
    あべちゃんは本当におバカだから,この批判は理解できないだろうね。
    SNSで知って図書館から借用

  • アベノミクスといいつつ、実際には何もしていないことは自明であるが、本書ではアベノミクスの3つの矢(笑)をそれぞれ批判している。

    1株価高と円安
    →これについての筆者の指摘は鋭い。外国人投資家の動向から、すでに円安・株価高は民主党政権から始まっておりアベノミクスと直接の関連はないとの指摘。

    2国土強靱化政策
    これについての批判はよく意味が分からない。国土強靱化が予算化されていないことを批判しているが、本来は国土強靱化自体の是非を検討すべきでは?

    3経済成長政策
    具体化がみえないとの指摘。至極当然の指摘だが、バブル崩壊以降この手の経済成長政策でまともに成功した試しがあるのだろうか(自民・民主含めて)

  • 読了。高い理想主義は座して得られるものではない。経済政策でも外交政策でも安倍政権をぶった斬り。ポジショントーク的には勿論頷けないけど、歴史認識や説得力ある文章にハマってしまう。何回も読み返す事になる一冊。

  • むかーし『ケインズ』読んだんだけど。
    伊藤光晴、まだ、生きていたんだ。
    何歳?

  • それぞれの指摘(批判)は的確なように思われる。

  • 著者の伊藤光晴が好きで読む。期待した通りの本だった。安倍首相の政策に不安を持っていたがやはり経済政策では何もしていないことがわかった。彼が得意がっている円安も民主党政権末期にはすでに円安に向かっていた事を資料で説明している。安倍が勧める労働者派遣法に筆者は危惧している。「もし学校を卒業して正規雇用されなかったらとすると、一生低賃金ですごさなければならない。健康保険も年金も無縁となる可能性もある。これが日本経済の問題点であると私は思っている」と書いている。
    さらに安倍はマスコミ対策としてNHKを自分の宣伝の為に使おうとしてもくろんでいる。きな臭い話だ。
    多くの人に読んで欲しい本だ。

  • 円高と株高は、アベノミクス以前からはじまっており、それを安倍首相が自分の手柄としたという論調は鋭い。マキャベリズムとしての政治が安倍首相によって行われている事実は、NHKの放送についてはメディア・リテラシー研究でもさらに検証される必要がある。しかし、そうした研究が日本では行われていない。

  • 2012年以降の景気回復は安倍政権の功績なのか?3本の矢を一つずつ折っていく。実は阿部・黒田日銀総裁の金融緩和は米国の金余り時期と一致して日本に外国人の資金が東京市場に大量に入ってきたことにより齎されたことを明らかにする!そして第2の矢の「人からコンクリート」、第3の矢の成長戦略は日本の人口減の動向を考慮に入れていない、その危険性を指摘する。最後に安倍政権の真の狙いである「戦後の理想を求める民主主義の否定と戦前の美しい日本の復活!」が第4の矢。ぜひ多くの人に読んでもらい、淡い「株価が上がる期待」からではなく、検証された確実な理論に基づく、政策支持を選択して欲しいと思う。

  • 第4の矢を折る最終章は、もっとも読み応えあり。こういう話を、他で聞かないのはなぜだろう。

  • 為政者の言葉の軽さばかりが目立ちます。国民のためよりも政権維持のための愚作が、仲良しグループ内での人事が、戦前への志向が不快感を催します。経済とは経世済民であることを忘れてしまったかのようです。本当に国民のことを思いやっているのでしょうか。私たちはもっともっと政治に関心を持ち、学ばなければならないのでしょう。

  • 経済の分析としては見るべきところもある(京大名誉教授に対して上から目線で申し訳ない)のだが、結局どうしたらよいのか答えがない。
    金融政策には非対称性があるから効果がない。公共投資は財政赤字が増えるだけで効果に乏しい(予算上も困難)。成長戦略は曖昧で、生産人口減少下では、経済成長は難しい。それぞれはそのとおりかもしれないが、だったら何をすれば良いのか。その答えがさっぱり書かれていない。はっきり書かれているのは、原発は止めよう、非正規雇用、派遣労働は縮小しよう、改憲はすべきでない、尖閣問題は棚上げをということ。そんなことは聞いていない。
    私自身は、安倍首相は右だと思う(本人が「軍国主義者と呼びたいならどうぞ」と言っているので、「軍国主義者」と呼んであげようと思う。ついでにこんな時期に消費増税をする経済音痴とも思う)し、原発再稼動には反対だし、非正規雇用、派遣労働の拡大は国民を幸せにしないと思っているので、著者と考え方に比較的近いのではないかと思う。ただ、ここまで財政赤字が溜まって、景気もパッとしない時期が続いているのだから、何もしないというのはありえないし、異次元の金融緩和でもやるしかないと思う。

  • 分析に使用してる統計の中に、渋いっ!というのがあったり、外国為替市場の分析が興味深かったり。

  • アベノミクスの化けの皮が、早く剥がれますように。。。

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    http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?head=y&isbn=ISBN4-00-022082

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