いなほ保育園の十二ヶ月

  • 岩波書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000221696

感想・レビュー・書評

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  • ここ2年続けて展示会を一緒にやっている恵里ちゃんのお友達、あちゃこちゃんのご子息ご息女の通っている、桶川の無認可の保育園についての本。

    日本でここまでできるのか?!!と驚く内容の保育園をなんと20年以上も続けている。私にはとてもできそうにないけれど、とても触発された。本当にすごい。次回帰国した時はぜひ訪ねたい。

    編集はスタジオジブリ。偶然、少し前に読んで感動した宮崎駿さんと養老孟司さんの対談本”虫眼とアニ眼”に続くような内容だった。

  • ジブリ経由で。
    すべて読むと確かに自由と自然と強制的に不可をかけることのバランスについて違和感がなくもないが無認可で独立して引き受けてやっていること、そして北原和子その人のバイタリティに圧倒された。

  • 目の前に広がる世界を自分の目で見て判断する力。
    生きる力のある、いなほ保育園の子はすばらしいと思った。
    彼らのように一秒一秒、本気で世界と向き合えたら
    ドラマティックで豊かな人生になるなるだろうな~
    彼らの目で世界を見てみたいよ

  • 育てるんじゃない、
    子どもは育つんです。

    そうです。ほんとうに。
    6歳までに人として生き抜く基礎を伝える。
    それだけです。その為に、子どもは広い自然の中で
    大人たちに暖かく見守られながらのびのびと遊ぶ。
    それだけです。ほんとうに。

  • スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫さんの「ジブリ汗まみれ」で紹介されていて、興味を持ちました。

    自由に駆け回り、自分たちで頭とからだを使って遊びを生み出していく子どもと、それを大らかに見守る大人たち。

    「自由に伸び伸びと」というと聞こえはいいですが、余計な心配や手助けをしないで、なおかつ子どもが逞しく育つサポートをするのは、生半可な覚悟ではできないだろうなあとおもいます。

    自分が子どもだったら通いたいと思いました。

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