終りよければすべてよし

  • 岩波書店 (2009年6月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784000223980

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  • 8月新着

  • 2007年に「終わりよければすべてよし」という終末期の医療を扱った映画を作られた羽田澄子さんが
    在宅医療の医師や、介護サービス事業の経営者などいろんな方との語り合いを本にまとめたもの。

    仕事がらみで読んだ本だったが、とても勉強になったし、いろいろ考えさせられた。
    実際、今のままだと団塊の世代が80代になるころには、本当に恐ろしい現実が待っているようだ。

    たしかに国は税金のムダ使いをしているし、その場しのぎ、選挙目当ての政策しかやってない。
    でも国民も、低負担で高福祉を求めるのは甘いのじゃないだろうか?
    たとえ高負担でも貯金をしなくても老後心配ないってわかれば安心して税金納められる。
    老後が心配だから、とくかく老後のためにお金ためないといけないから、
    税金はなるべく少なくって思ってしまうのも当然だものなあ・・。

    それはさておき、この本を読んで一番心に残ったのは、在宅医療に飛び込んだ医師たちの「ターニングポイント」だ。

    大学病院で、一生懸命患者さんのためにと思って仕事してきたけど、
    ある日、それが、在宅の患者さんにとっては「何の助けにもなってない」と気がつく。

    そう気がついても、日々の生活が大事だったり、飛び出す勇気がもてない人がほとんどだと思う。

    それでも、この本に出てくる医師や事業者や役人は、自分がやりたい、正しいと思うことを一生懸命やろうとし、やり続けている。それだけでもすごく励まされた。

    世の中には「金や名誉」ではなく、「感謝の言葉だけで生きてゆけるのです」という医者もいるのだ。

  • 人生の最後をどこで、どのように迎えるのか…。実際にはどうなっているのか。医師たちによる、新しい試みは、どのように実践されているのか。映画『終りよければすべてよし』をつくった羽田氏が、在宅医療の医師、介護サービス事業の経営者、行政の首長、政策立案者、介護家族などとともに、よりよい「最期」を迎えるために何をしたらいいのか、いま何ができるのか、を語りあう。日本の医療がかかえる課題、そして未来に向けての医療のあり方の可能性を描き出す一冊。

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