襲われて―産廃の闇、自治の光

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 25
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000224000

作品紹介・あらすじ

緑の谷を産業廃棄物で埋め尽くし、「東洋一」の処分場に-。一九九〇年代に岐阜県御嵩町で浮上した巨大計画は、慎重な姿勢の町長への襲撃事件と住民投票での圧倒的反対で全国の注目を集めた。暴力・金力・権力と対決したその前町長が、退任後の今、生々しい体験を初めて克明につづり、利権に群がる魑魅魍魎の姿を描くとともに、廃棄物・環境問題の展望を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 1996年10月30日、岐阜県可児郡(かにぐん)御嵩(みたけ)町長を務めていた柳川喜郎は二人組の暴漢に襲われ、滅多打ちにされた。

    http://sessendo.blogspot.jp/2012/08/blog-post_29.html

  • 産廃の利権に絡む裏社会と表社会の虚々実々のやり取りを、岐阜県御嵩(みたけ)町の元町長が自ら執筆。筆者は、東京社会部、海外支局、解説委員などを経て退職したNHKの元記者であるので、レポートに関しては、いわば本職といえる。そのためにかえってディテールが広がりすぎるという気がしないでもないが、一つのケーススタディという意味では、丁寧ににまとめられた社会派ノンフィクションといえる。

  • もうすぐ時効だそうです警察 犯人 探す気なさそうだもんな。 

  • 新聞の書評にそそられて手配はしたものの、
    ちょっと不安はあったのですが、読めました。
    産廃に絡む、酸化した油がまとわりつくようないやな感じ。
    (恐らく)お金と利権のための、物理的心理的経済的な圧力と暴力。
    時折ある「落下傘」の首長ではあるけど、著者である彼は、業者や「上位」行政の嘘を暴き、まっすぐに、本来の町民の利益を、言葉だけでなく身体をはって守った。
    読んで(読めて)よかった。感謝を。

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