カントとカモノハシ(下)

制作 : 和田 忠彦  柱本 元彦 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 22
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000224314

作品紹介・あらすじ

一七九八年の「発見」以来、カモノハシがどのように科学的分類学のカテゴリー体系に位置づけられて行ったか、八十年を超える契約交渉の、認識と知識の弁証法の過程が明らかになる。さらに架空の町ヴァンヴィル、謎の生物サルキアポーネ、一人の人物になりすます一卵性双生児ジョンとボブ、分析哲学者との結婚を望むナンシーなどが、百科事典的知識と辞書的能力、真偽と解釈、契約と交渉、指示、類像性、鏡像、代理刺激をめぐってにぎやかに登場する。

感想・レビュー・書評

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  • 上下巻本はそろいで買うのが常。なぜなら以前、片方買ったら片方みつからずでひどい目にあったことがあるから。ツガイですからね。カモノハシとしてはなんだっていい動物の中からカモノハシを選んでくれたウンベルト・エーコに祝杯あげます。上巻に登場したカモノハシ、こちら下巻ではさらにイジラレてます。みものです。

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著者プロフィール

ウンベルト・エーコ(Umberto Eco)
1932年1月5日 - 2016年2月19日
イタリアの作家・評論家・研究者。イタリア共和国功労勲章受章者。
1980年に小説『薔薇の名前』(lI nome della rosa)を刊行。それまでの中世美学や記号論の知見や研究成果をふんだんに用いて、フィクションの記号論的分析、聖書分析、中世思想研究、文学理論などを盛り込んだミステリー作として全世界でヒットし、映画化もされた。その他の小説作として『フーコーの振り子』(Il pendolo di Foucault)、『前日島』(L'isola del giorno prima)、『プラハの墓地』(Il cimitero di Praga)、『バウドリーノ』(Baudolino)など。
本来の出自である美学者・記号論学者としても、『中世美学史』『記号論』『ウンベルト・エーコの文体練習』など、世に知られた作品は数多い。

ウンベルト・エーコの作品

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