漢字論

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 9
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000224321

作品紹介・あらすじ

漢字論の視点による日本文化論の基底に向けた批判的分析。

感想・レビュー・書評

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  •  市立図書館の公開講座で、参考図書として挙げられていた本。
     
     とにかく難しかった!!
     雑誌連載したものをまとめたものらしいが、論文を読んでいるような気分になる。著者本人の主張が述べられていることを期待して読んだが、どちらかというと、先人の国語学者の主張を客観的にとらえ、そこにある問題点を述べている、といったスタンスである。
     著者の意見は、「あとがきにかえて」の部分に少々述べられている程度であった。

     よほどのお勉強(というよりも研究)好きの人にしかオススメできない。
    私のように、興味本意で読むと、痛い目にあう本です。

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著者プロフィール

1933年生。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学専攻)修了。文学博士。大阪大学名誉教授。日本思想史学会元会長。専攻-日本思想史、倫理学。
主著:『江戸思想史講義』『宣長学講義』『徂徠学講義』『漢字論』『思想史家が読む論語』(岩波書店)、『伊藤仁斎の世界』『平田篤胤の世界』『方法としての江戸』『仁斎学講義』(ぺりかん社)、『はどう語られて来たか』『昭和とは何であったか』『「大正」を読み直す』(藤原書店)、『鬼神論』『歎異抄の近代』(白澤社)、『国家と祭祀』『とは何か』『和辻倫理学を読む』『日本人は中国をどう語ってきたか』(青土社)。

「2017年 『仁斎論語 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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