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- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000224376
感想・レビュー・書評
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環境リスクの計算方法について、例を用いて計算しながら学べる良書。
数理統計モデルが中心だが、モデルではパラメータの設定が重要になるが、その背景にある学術知識やリスク工学の概念についてもう少し説明がほしい。
昔、ダイオキシンの発がん性問題や放射能の問題もやはりリスク工学の分野だが、原発事故でのメディア、政府、有識者もリスク工学やリスクコミュニケーションの教科書通りに対応していたが、うまくいかない部分も多かった。反省点も多い。
基準値は実験結果を確率・統計的で推定した値だから、100%はないし、実験方法や調査方法で値は違って当然」という根本的な原則を、専門家はテレビや新聞では言えないから辛いなと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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