過去の責任と現在の法: ドイツの場合

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000224475

作品紹介・あらすじ

冷戦時代、ベルリンの壁を乗り越えようとした者を狙撃した東ドイツ兵士の罪責を、統一後のドイツで問うことは可能か-。『朗読者』の著者にして、法学者のシュリンクが「法による過去の克服」をテーマに法を論じる。ナチスの過去、ドイツ民主共和国の過去の克服を論じつつ、加害者の子孫の世代の責任についてどう考えるべきか、法にできること・できないことはどこまでなのかを見定め、考え抜いて書かれた論考の数々は、日本の状況と照らし合わせて読んでも示唆に富むものとなろう。

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著者プロフィール

ベルンハルト・シュリンク(ドイツ:ベルリン・フンボルト大学教授)

「2019年 『現代ドイツ基本権〔第2版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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