虚誕

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000225229

作品紹介・あらすじ

1999年に起きた桶川ストーカー殺人事件は、まさに警察によってつくられた事件であった。本書は、事件から3年、国家賠償を求める被害者遺族への警察の信じられない反論と攻撃、そして家族崩壊の危機、近隣との対立などを乗り越え、愛娘のために闘い続けた遺族の記録である。権力の本質、被害者の実態、権力とメディアと被害者の関係のあり方を問う。はたして市民は権力と戦えるのか。

感想・レビュー・書評

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  • 桶川ストーカー殺人事件の概要を理解している人向けの本だと思った。
    先に清水氏の著書を読んでいたので読みやすかった。
    裁判に関する様々な文書が載っており、清水氏の本とあわせて読むとより理解できるのだが、知れば知るほど、怖くなる事件だ。

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著者プロフィール

1940年福岡県生まれ。京都大学文学部卒業後、毎日新聞社に勤める。毎日新聞大阪本社社会部、東京本社社会部、テヘラン特派員、「サンデー毎日」編集長を経て、1989年よりニュースキャスターに。2001年4月「日本記者クラブ賞」受賞。2004年「警察の裏金」シリーズ特集の放送に対して「ギャラクシー大賞」を受賞。「スーパーモーニング」コメンテイター、関西大学客員教授。

「2006年 『本当は知らなかった日本のこと 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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