極北の大地の深い夏 イヌイットのことづて

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000225403

作品紹介・あらすじ

犬の伝染病の流行、捕鯨の禁止、アザラシ市場の消滅…20世紀に入って、立て続けに生活を直撃されたイヌイットは、今また地球温暖化により、その狩猟生活を脅かされている。地球の一画、極北という苛酷な環境で、自然と一体化し、千年にもおよぶ独自の文化を育んできた彼らの慎ましやかな暮らしぶりは、私たちに、何を語りかけるのか。イヌイット・アートも多数収録。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったは面白かったんだけど、「イヌイットには『明日』という概念が希薄なのかもしれない」という記述にいまいち納得がいかず……
    鯨狩りを営むイヌイットには、捕らえた鯨の顎の骨を「もう一度この海に鯨として戻ってきてくれますように」という願いを込めて海に戻す儀式があると別の本で読んで、それってつまり『未来』への祈り、『明日』への期待の表れだと思うんだよね。イヌイットには『明日』という概念が希薄なのではという意見、ちょっと相容れないなあと思った。
    流入してきた現代文明(ドラッグやアルコール)が、元々イヌイットの間に存在していた彼ら独自の時間の流れを分断してしまった、と考える方が適切なんじゃないだろうか。全く無知の人間が何を言うとるんだという話だけど……。

  • イヌイットの生活や狩猟を、実際に同行して体験した本。イヌイットに広がりつつある意外な敵に驚き。生の姿が分かる。

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