行政法総論 新版

著者 : 大浜啓吉

• 岩波書店 (2006年12月22日発売)

感想・レビュー・書評

[nakahisaさんの感想 · 2010年1月11日]

難しい。何度も読み返すことに意義がある。
行政法は行政法総論と行政救済法がある。本書は行政法総論を主に扱い、少しだけ行政救済法が書かれてある。
基本的に行政の行為は法律に基づくが、補助金支給等一部は法律に基づかない行為有り。しかし、国民の権利義務に関するものは、法律の留保がある。
行政処分、行政手続、行政上の事実行為、行政上の強制、等の概念在るが、行政手続法は申請にたいする対応が書かれている、きわめて重要な内容。
行政事件訴訟法も読み込むと良いだろう