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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784000225847
みんなの感想まとめ
京都にある京大、同志社、立命館の歴史や特色を深く掘り下げ、現代における東京一極集中の課題に対する考察が展開されるコラムです。著者は、各大学の来歴を比較しながら、独自性を高めることの重要性を強調していま...
感想・レビュー・書評
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2730円購入2011-06-27
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京都にある京大、同志社、立命館の建学の歴史などを振り返りながら、東京一極集中にどう立ち向かっていくかという課題を提示したコラム。
海外では、フランスを除いて名門大学が首都に集まっている国は珍しいという指摘は興味深かった。機会や人材に恵まれた東京に対抗するには、京都で学ぶ独自性を深めていくしかないのではないか。著者は各大学の東京事務所に就職支援機能を持たせる、東京の求人情報を多く集める、首都圏の学生を多く入学させる、同志社、立命館は東京キャンパスを開設するなどの処方箋は示しているが、効果はどうだろうか。 -
京都を代表する京都大学、同志社大学、立命館大学について、その来歴や特色を比較している。著者は、京大出身で京大教授を務め、退官後は同志社大学教授を務めており、立命館大学はさておき、随所に当事者ならではのエピソードもおりこまれている。
評者も、京都三大学のうちの一つに大学院ではあるが在籍したことがあり、また、他の2つの大学も近所にあったのでよく知っており、ある意味、身近な話題で面白かった。
当初の京都帝大が、東大に対抗して、ゼミナール重視や卒論必修といった特色を打ち出したが、卒業生の進路を見ると、東大に対して惨敗だったというエピソードが興味深かった。教育の質としては、詰込み型の東大より、京大の試みのほうが優れているように感じるのだが、それと結果とは別ということなのだろう。現在の法科大学院の問題にも通じるものを感じた。 -
建学の歴史から、現代の京大、立命館、同志社を考察。
建学の歴史は、各大学のホームページよりもわかりやすく、ところどころ批判的、考察的に書かれている点もよかった!
東京に大学が一箇所集中してる弊害に関して。 -
ゼミの先生の執筆本。
京大、同志社、立命という京都の三大学がどういう歴史を経て創設されたかの経緯と、
地盤沈下の進む近畿、東京一極集中などの社会変動が大学教育・経営にまで波紋を広げ、京都の大学が東大早慶の関東大学に一歩後れを取っている現状、
それを踏まえた今後の打開策などなど。
京大、同志社、立命館の大学に通う人には読んで損はない一冊。
巻末には協力者で私の名前が載ってますよー!
著者プロフィール
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