近代農業思想史――21世紀の農業のために

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 19
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000225984

作品紹介・あらすじ

経済活動において農業の占める割合は、特に先進国では小さくなってはいるものの、人が食事をする存在である限り、農業の重要性は未来永劫変わらない。この本は封建社会未期から現代まで、農業・農学は何を課題にし、どう展開してきたのか、またその基本理念・思想はどうであったのかを説明する。そして現代農業の課題と展望を示す。農業・農学を学ぼうと志す人びと必携の書である。

感想・レビュー・書評

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  • アダム・スミス、ケネー、マルクス、ケインズ、ガルブレイス、ポランニーなどなど、今まで勉強してきた人たちを農業的な視点から見ることが出来ました。
    この種の書籍ははじめて読むので、すんなり頭に入ってこなかったんですけど、また別な本なども読んで理解を深めたいと思った1冊。
    内容は良くも悪くも教科書的。

  • 農業はその存在感を低下させながらも、重要な地位にいることは間違いがなく、それは単純な資本主義・市場経済に支配されないのは明白である。経済以外の観点で農業を捉えようとした試みには歴史があり、それはその正当性を高める。翻って、農業の地域特異性を顧みず、競争原理の導入のみを目的とした、農業自由化の試みは、持続的な農業の取り組みに逆行するものであると感じる。

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著者プロフィール

1939年島根県生まれ。京都大学農学部農林経済学科卒。京都大学名誉教授。農学博士。福井県立大学名誉教授(前学長)

「2011年 『長寿伝説を行く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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