Google問題の核心――開かれた検索システムのために

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著者 : 牧野二郎
  • 岩波書店 (2010年6月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000226288

作品紹介

世界の出版界に衝撃が走った。Googleが新しいブックサービスを開始したのだ。高度化する検索システムで、いま起こっている収集の限界や偏向などの問題を各国の事例などを踏まえ徹底的に検証し、それらを解決するための新しい検索システムを提案する。

Google問題の核心――開かれた検索システムのためにの感想・レビュー・書評

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  • 今日もGoogleで検索しましたか?いまや社会インフラになりつつあるGoogleを今のまま利用するだけでなく、問題点にも目を向けてみましょう。また、その解決策を考えることは、単に企業の理解だけでなく、自分自身が将来仕事をする中で、実際に活きてくる思考能力になるかもしれません。
    (電子物理工学専攻 M1)

  • 【内容】
    検索エンジンの業界では寡占化が進み、Googleが大きなシェアを担っている。
    Googleなどの企業は広告業であり、マーケット優位の考え方で、検索結果にバイアスをかけている。
    しかし、その事実を認識せずに、認識していても、意識ぜずに、利用している人が多くいて、この状態が続くことは、望ましくないと考える。
    情報はもっと、公平で、開かれた状態にすべき。
    それには、アンバンドル化(つまり、検索エンジンを分割して、個々の機能に公的なものやざまざまな企業が参入できる状態)にすることで、開かれた検索エンジンを構築することが必要である。
    【得たもの?やってみること】
    以下のことを、頭では理解していても、通常Googleを利用するときには、しっかり認識していないことに気付いた。
    ・Googleの情報が全てではない。
    ・検索順位にはGoogleが恣意的に操作している。
    ・Googleの結果は正解ではなく、単に多くの人が指示する意見。

    【感想】
    改めて考えてみると、Googleは非常に巨大なメディアで、ここが意図をもって情報を捻じ曲げたら、人々を操作をすることってできるのでは。
    うーーん。1企業に牛耳られるのはちょっと怖い気がする。
    でも、一方で、今まででは、テレビや新聞などが巨大メディアとしてあったが、これも操作できるし、状態があまり変わらないのでは。
    テレビ、新聞と異なり、国の縛りが薄い分だけ、Googleのほうが公平な気もする。
    結局は個々の人の情報の受け取り方によるのだろう。

  • さまざまな視点からGoogleについてが良く分かった。
    問題点を多く抱えながらも無視できない存在になっているのだろう。
    今後の展開は不透明ではあるが。
    かなり核心をついていると思う。

    2回目
    約7年経過して、実際このとおりになってきたことも多い

  • ト、2010.09.15-24

    公開インデックス型の検索システムの提案


    4つの限界

    非Web情報が検索できない
    リンクの機能的限界
    DeepWeb(深層Web): クロール(ロボット)では収集できない情報
    情報爆発

  • 世界でGoogleの利用率は62%。
    中国、韓国では国産エンジンの利用者が60-70%だからGoogle利用者は少ない。日本ではYahooが多いが、これも今度バックはGoogleになる。国産と言われていたGooなんて誰ももはや利用していないし、これのバックもGoogle。
    Googleは既に1兆を超えるURLを目にし、なおページは日に数十億ずつ増え続けている。
    Googleは商用の検索エンジンであって企業として自社の利益追求のために自由な裁量権を持ち、その範囲であれば自由に判断してよいというのであれば、一私企業としては当然だろう。
    Googleは非Web情報も対応し始めた。書籍、新聞、放送などである。

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