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Amazon.co.jp ・本 (302ページ) / ISBN・EAN: 9784000226448
作品紹介・あらすじ
グローバリゼーションが進む世界の中で、私たちはどのように歴史を語るべきだろうか。「地球規模の相互作用や交換の歴史」というグローバル・ヒストリーについての単純化された理解を排しつつ、グローバリゼーションがもたらす様々な問題や弊害に向き合い、乗り越えるための方法論、実践としての可能性を描きだす。
感想・レビュー・書評
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ここ20年くらい流行してきたグローバル・ヒストリーについての考察。この書影にはないが、帯には「ハラリやダイヤモンド、ポメランツだけがグローバル・ヒストリーではない」とある。ハラリは『サピエンス全史』、ダイヤモンド『銃・病原菌・鉄』で壮大なストーリーを書いた。ポメランツも『大分岐』で、中国と西欧との経済比較を数百年単位で行なった歴史家である。
筆者はこうしたビッグ・ヒストリーについて、個人の役割や責任、支配と被支配、偶然性といった要因を軽視してしまい、全てを必然性で語りがちと批判する。また、ポメランツのように前近代におけるアジアの経済成長を高く評価する歴史像に対しても、結局は「経済成長」という西洋発の概念でアジアを再評価しているだけであり、西洋中心主義を脱していないと批判的である。まぁ、たしかにそういう側面はあるのだろう。
これに対して筆者が重視するのは、共時性というアプローチ。ある時点において世界各地でどのような出来事があったのか、またそれらはどのようにつながっていたのかに注目する。最近研究の活発な移民史はその良い例であるし、昨年話題になった『人びとのなかの冷戦世界』も共時性アプローチになるだろう。
このように時間を短くとって、個人や地域と世界とのつながりを描くのは、たしかに面白い。とはいえ、時間を短くすることで見失われるものもあるはず。それを自覚することも、歴史家には必要だろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022I102 201.6/C
配架場所:C3 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00615228
グローバリゼーションが進む世界の中で、私たちはどのように歴史を語るべきだろうか。「地球規模の相互作用や交換の歴史」というグローバル・ヒストリーについての単純化された理解を排しつつ、グローバリゼーションがもたらす様々な問題や弊害に向き合い、乗り越えるための方法論、実践としての可能性を描きだす。
(出版社HPより) -
難解
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最近は歴史に着目しており、スゴ本のDainさんお勧めもあって読んでみましたが、自分にはちょっと相性が合わなかったかもしれません。
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