源氏物語の脇役たち

著者 : 瀬戸内寂聴
  • 岩波書店 (2000年3月7日発売)
3.23
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000227094

源氏物語の脇役たちの感想・レビュー・書評

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  • 源氏物語を彩る個性豊かな脇役たちにスポットを当てサイドから源氏物語の面白さに迫る。

  • タイトル通り、『源氏物語』の重要な脇役たちについて、彼らの果たした役割と魅力を寂聴さんが楽しく書いている。
    源氏物語を読んだことがないと、さっぱりわからないかもしれないが、話を知っている人が読むと、また違った角度から源氏物語を読んでみたくなるのではないだろうか。

    トップに挙げてある朱雀院について、著者はわりに肩を持っているが、「若菜」以降のあのどんよりした暗さをもたらしたきっかけが朱雀院にあると思うと、僕はこのキャラクターがなんとも好きになれないんだよな。
    でも、トップに持ってくる意味は理解できる。

    その他、頭の中将や髭黒の右大臣、惟光、女性陣では弘徽殿の女御、秋好中宮、花散里などについて書かれている。
    源氏物語はかなり緻密にキャラクター設定がされているのだということを教えられた。

  • 作者同様、源氏にはまったく惹かれないけど、ヒロインは惹かれる人物が多数です。
    強いて男性を挙げるなら源氏よりも頭の中将かな?
    脇役も物語を大きく動かすためのキーマンなのだということが繰り返し出てきて、物語としての巧妙さに改めてうなりました。

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