契約の時代―日本社会と契約法

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  • 岩波書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000227124

作品紹介・あらすじ

グローバル化・情報化・規制緩和の流れのなかで、我々の社会は「契約」に委ねられる領域が一層拡大しつつある。「契約」をどのように捉えるかは、社会をどのような理論で把握するかという問題につながる。伝統的な契約概念を批判して日本の現実に対応しうる新しい契約観(関係的契約理論)を提唱し、学界に一石を投じた著者が、その理論をさらに発展させて現代契約法の今日的問題をさまざまな角度から論じる。

感想・レビュー・書評

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  •  現代日本社会と契約法。契約法が新たに展開し始めている。規制を加え義務を課すことで、契約自由の原則あるいは私的自治の原則が、陸続と修正されているのだ。自由な合意に基づいて成立する契約という従来の契約思想が変容し始めている。変容する契約法は説得力をもたなければならない。そのために契約法は、新たな契約思想によって支えられなければならない。

  • すごく読みやすい文体で書かれており、また例えも身近なものが多く、ハードカバーですが非常に読みやすい本です。
    現代社会における契約のありかたがよくわかりました。

  • 『図書館で借りて、すっごく面白そうで読む気満々だったのに予約の資料が来てたから泣く泣く返しちゃった本。

    内田先生の代表作っぽくて教科書類でもよく言及されてます。』

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著者プロフィール

1954年 大阪に生まれる。1976年 東京大学法学部卒業。東京大学教授を経て,2007年10月より法務省経済関係民刑基本法整備推進本部参与。主著:『抵当権と利用権』(有斐閣,1983年)『契約の再生』(弘文堂,1990年)『契約の時代』(岩波書店,2000年)『債権法の新時代』(商事法務,2009年)『民法Ⅰ 総則・物権総論(第4版)』(東京大学出版会,2008年)。

「2010年 『制度的契約論 民営化と契約』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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