現代史のリテラシー――書物の宇宙

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000227858

作品紹介・あらすじ

著者の専門でもあるナチス・ドイツの問題だけでなく、近代日本が経験した戦争と知識人について、さらには現代文化論、大学論=教育論から、メディアと公共性のあり方をめぐる問題まで-歴史学と社会学が出会う場所で、現代の輪郭が書物の宇宙の彼方に浮かび上がる。歴史と同時代を理解するための確かな視座を提供する。

感想・レビュー・書評

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  • 「歴史に学ぶとは、逆説から学ぶということに他ならないのだから。」p.102

    「さて現代日本を眺めれば、一九九三年細川護熙内閣以後、つまり宮澤喜一を最後に官僚経験のある首相はいない。それは政党政治の進化なのか退化なのか、一考に値する問題ではないだろうか。」p.91

    著者が寄稿してきた書評をまとめた本。メディア史、近現代日本思想史、近現代ドイツ史の本について多く収録されている。

  • (「BOOK」データベースより)
    著者の専門でもあるナチス・ドイツの問題だけでなく、近代日本が経験した戦争と知識人について、さらには現代文化論、大学論=教育論から、メディアと公共性のあり方をめぐる問題まで―歴史学と社会学が出会う場所で、現代の輪郭が書物の宇宙の彼方に浮かび上がる。歴史と同時代を理解するための確かな視座を提供する。

  • 「近現代史から同時代を理解するための確かな視座を提供する」という言葉に興味を惹かれました。

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プロフィール

1960年 広島市生まれ。1989年京都大学大学院博士課程単位取得退学。東京大学新聞研究所・社会情報研究所助手、同志社大学文学部助教授、国際日本文化研究センター助教授などを経て、現在、京都大学大学院教育学研究科教授。専攻、メディア史、社会教育学。著書に、『現代メディア史』(岩波書店)、『「キング」の時代』(岩波書店、日本出版学会賞受賞、サントリー学芸賞受賞)、『言論統制』(中央公論新社、吉田茂賞受賞)、『増補 大衆宣伝の神話』(ちくま学芸文庫)、『青年の主張』(河出ブックス)など。編著に『日本の論壇雑誌』(創元社)、『ヒトラーの呪縛―日本ナチカル研究序説』(中公文庫)などがある。

「2017年 『欧州各国に於ける国家革新運動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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