コズミック・マインド

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000228879

作品紹介・あらすじ

銀行合併にともなうシステム統合のプロセスから浮かび上がる、IT社会の危うさ。現代の日常が哲学の問いを呼び起こす。巨大な電脳空間のなかの人間の位置とは-絶対知か、生命原理か。普遍か、個物か。生き抜くための宇宙論的ヴィジョンを求めて。小説電脳神聖喜劇。

感想・レビュー・書評

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  • 銀行の合併に伴うシステム統合プロジェクトを舞台に、人にとってコンピュータとはなにか、情報とはなにかを問う。

    システム統合に向けての大変さがイマイチ書かれてなく、担当者が思いつきで急に休みを取ったりしてて違和感…。
    助けを求め出したところからラストに向けての展開を期待していたのだけど、いきなりエピローグに飛んでしまい残念。物足りなかった。

  • 日立製作所を退社後、東大教授になった著者が、体験を生かして(?)執筆したシステム統合物語。地銀とメガバンクの合併という設定だが、システム統合の仕組みは具体的に記述されず不満が残る。またシステム統合における本来の泥臭さが一切描かれず、甘いお話になっているのも今一ついただけない。ただ、巨大システムを過信しすぎることに警鐘を鳴らそうとする著書の良識には共感できる。

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著者プロフィール

東京経済大学コミュニケーション学部教授/東京大学名誉教授

「2018年 『基礎情報学のフロンティア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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