高度成長期に愛された本たち

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 21
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000228923

感想・レビュー・書評

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  • 専門家による文学史は、必ずしも「あの時代の文学状況」の全体を映し出すものではない。では、この国の多くの読者が当時、本当に愉しみ、憧れ、また励まされた本とはどんな書目だったのか。毎日新聞社刊『読書世論調査』、『出版年鑑』の「全国ベスト・セラーズ」などの読書アンケートをはじめ、関連資料を博捜、精読し、「あの時代の文学状況」の全体像をあざやかに描き出す というのがアマゾンに出ていた梗概。「観てから読むか/読んでから観るか」(決して角川映画のコピーではありません)と「校外学習としての映画教室と少年少女たち」の章が興味深かったです。私の場合、小学生の頃は16ミリの教育映画(理科や社会など)を学校で見ていました。映画館で団体鑑賞したのは中学生の時一度だけあった覚えがあります。確か作品は「ねむの木の詩」だったと思います。

  • 同じ読むにしても軽く読み流すだけで終わる人々もいれば、書物と深くかかわり共鳴した人々もいたはずだ。共鳴した人が多ければその本は良いと思った本ランキングに出てくる。
    貸本屋というのが大人気の時代があった。
    読書運動、読書サークル、全集ブーム、百科事典ブームが家庭のアクセサリーという時代があったのだ。今では考えにくい。外国文学へのあこがれ。
    高度成長期、日本人はたくさんの本を読んでいたのだ。

  • 三葛館一般 019||FU

    和医大図書館ではココ→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=56862

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プロフィール

1950年生まれ。立教大学文学部教授。近現代日本文学・文化専攻。著書に『純愛の精神史』(新潮選書)、『清張ミステリーと昭和三十年代』(文春新書)、『心』(漱石文学全注釈第12巻、若草書房)など。

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