子どもの育ちを支える絵本

  • 岩波書店 (2011年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784000229128

みんなの感想まとめ

子どもの育ちを支える絵本について、多様な視点からの考察が展開されており、特に絵本が子どもたちの実体験を豊かにする役割を強調しています。読者は、絵本を通じて体験の密度を濃くし、子どもたちの記憶に深く刻む...

感想・レビュー・書評

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  • 繰り返し、リズムの良い言葉だけの本が良いとは限らない

  • 仕事用に読みました。
    目からウロコぐらい!絵本のとらえ方のヒントをたくさん得ることが出来ました。
    自分なりに加工したいので、購入します。

  • 保育士や幼稚園の先生が、園でのエピソードと共に、良い絵本や読んでほしい絵本などを紹介していく本。知らない絵本にたくさん出会えた。

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00237119

  • 実践編というよりも読み物として楽しみました
    保育園の子どもたちが、お散歩しながら自然に親しんでいて
    理想的な風景ですね

  • 昔こどもが実際に体験できたことがなかなか、体験しにくい世の中になっているとして、その不足した実体験を絵本で補えるという視点で絵本が紹介されている。
    ひとつひとつの絵本から、こどもたちがどんな追体験をすることができるのかや、実際に幼稚園や保育園に通うこどもたちの反応などが書かれている。

  • 絵本を勧める他の書籍と少し違うところは
    掲げている考え方が
    (1)「かわいい」「きれい」で選ぶ前に、
    お話に親しむための時間をかけよう
    (2)子どもが求めているのは、大きくなること
    (3)メッセージや教えよりも、ともに体験できる
    ストーリーを
    (4)「トラブルはチャンス」と思えるストーリーが最高
    (5)「上から目線」の笑いには要注意
    (6)擬人化の質を見きわめよう
    (7)調子のいい言葉よりも、ぴったりくる言葉を

    ということで、大人が良いと思う絵本と
    子どもが好きな絵本は違うんだろうなと感じました。
    どうしても可愛くて綺麗な絵を選んじゃうんですよね

  • 大学で児童文学を教える脇氏が、幼稚園の先生や保育園の先生と現実の子どもの反応や生活を踏まえながら、絵本について、子どもが育つということに絵本がどう寄り添っていけるかを具体例をたくさんあげて説く。

  • 過去の著作を踏まえた実践例としての絵本の紹介。
    定評のあるオーソドックスな絵本ばかりでした。
    あと、片山健さん絵本ばかり(笑)。
    ちょっと偏りがあるかなぁ。

  • すごく共感をおぼえる内容
    実体験があるから絵本が楽しめるし、絵本があるから実体験に深みが増す
    絵本て素晴らしいなぁとまたもや実感しちゃう一冊でした

  • よい絵本とは何か。子どもたちに必要な絵本や物語とは。絵本選びに迷うときに読みたい一冊。読み継がれたよい本がどうしてよいのか、保育園での実例などを挙げながら具体的に示してくれます。脇さんの文章は冷静で読みやすく、ストンと腑に落ちるところが好きです。一冊一冊、絵本を取り上げながら、子どもたちの反応とそこから考えられる絵本の力を教えてくれます。何となく感じていた「この本いいな」という感覚を脇さんはスッキリと納得の行くように言葉にしてくれています。「物語が生きる力を育てる」の実践編なので、スラスラと力を抜いて楽しく読めました。

  • 絵本と実体験をリンクさせる具体的な実例について書かれており、数ある絵本論を一歩すすめたような形で、読む価値がありました。散歩だったり食べることだったり、また大人と子供の関係や子供時代ということに焦点があてられており、新たにいくつも読みたい絵本がふえました。

  • 絵本選びのための7つの手がかり
    1)「かわいい」「きれい」で選ぶ前に、お話に親しむための時間をかけよう
    2)子どもが求めているのは、大きくなるということ
    3)メッセージや教えよりも、ともに体験できるストーリーを
    4)「トラブル」は「チャンス」と思えるストーリーが最高
    5)「上から目線」の笑いには要注意
    6)擬人化の質を見きわめよう
    7)調子のいい言葉よりもぴったりくる言葉を

    調子のいい言葉というのは、うっかりすると調子だけで流れていってしまい、「何を言おうとしているか」がお留守になってしまいがちです。
    そんな言葉だと、耳には楽しくなじんでも、単なる言葉で終わってしまいかねません。それに対して。言葉で表したい音や動きや感じなどを、書き手があらためて味わいなおし、どんな言葉にしたらいちばんぴったりくるだろうかと頭をひねった結果探りあてた表現なら、読み手にもその音や動きや感じがありありと伝わりやすいのです。
    言葉が単なる言葉に終わらず、「あっ、あの感じ」とリアルな世界体験に結びつくとにこそ、子どもは言葉の持っている大きな力に触れ、自分もまた言葉を探しながら、いろいろなことを表現していこうと思いはじめるのではないでしょうか。

    家庭で絵ほを楽しむために
    1)年齢に合ったものを選ぶには
    「喜び(の体験)」と言っても、単に楽しく笑える喜びだけでなく、何かを乗り越えて成長できる喜びや、視野が開ける喜びなども含まれることをお忘れなく。

    2)読み方に自信がないときは
    もう暗記するほどになっている絵本を、子どもが飽きることなく読んでほしがるのは、お話によって引き起こされる感情の流れを、大好きなだれかさんと共有しながら、今日もまた体験したいからです。そのだれかさんのアクセントが「標準」とちがっていたって、気にすることはありません。子どもはまずは、それぞれの家庭の「母語」に漬かって育つべきもので、それは「母語」にこそいろんな感情のニュアンスが豊かにこめられているからです。感情のニュアンスは、自然に心が動いてにじみ出るくらいでじゅうぶんで、プロのように声色を使って表現する必要はちっともありません。

    3)読み聞かせる時間を作るには
    4)読み聞かせはいつまで

  • 以前ほどの濃さはない気がするので。でも脇さんはすごく好き。

  • 幼い子供たちに必要な、人や自然と関わる実体験。
    保育園や幼稚園のゆかいな事例たっぷりに、
    散歩をしよう・おなかのすくくらし・安心と冒険とに
    必要な、絵本紹介をしてくれる本です。

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著者プロフィール

脇明子

「2018年 『ねこのオーランドー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

脇明子の作品

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