混迷するシリア――歴史と政治構造から読み解く

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 44
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000229234

作品紹介・あらすじ

2011年3月、「アラブの春」がシリアに波及し、人々は「民主化」を求めて立ち上がった。しかし、諸外国の思惑も絡み、今日のシリア情勢は「民主化」論だけでは捉えられなくなっている。「独裁体制」アサド政権はなぜしぶとく生き延び、「民主化」運動はなぜ挫折しつつあるのか。シリア混迷の実態を、現代史と政治構造から読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • シリアについて大枠を理解するのに適した本。論拠もしっかりしており、手軽に、一定の信頼感を持って読める良著。

  • 二年前に上梓されたシリアの情勢についての本です。
    その題名のとおり、複雑で混迷しているシリアの情勢について、詳しく解説してくださっています。
    シリアは単純な構図では理解できないとはいろんなニュースで読みましたが、本当にいろんなプレーヤーが登場してきます。そして国内外のプレーヤー(周辺諸国や欧米諸国などの国家主体も含めて)も、それぞれが見せたい構図に合う「現実」・持っていきたい未来 を見せようとしているのだな、と思い知らされました。
    著者はできるだけ中立な立場で記そうと試みているので、ついつい欧米側のバイアスがかかった状態で見てしまうB.アサド政権について冷静に見るきっかけも提供してくれます。
    二年がたち、また情勢も変わってきていますので、引き続ききちんと知ろうとしていきたいなと思いました。

  • 和図書 302.275/A58
    資料ID 2013101810

  • イスラエルへの方針は、公正かつ包括的平和と和平は戦略的選択しの対イスラエル強硬路線の2つがある。
    アサド政権への厳しい批判と経済制裁で、まず欧米諸国が開始し、その後シリア周辺諸国を除くアラブ連盟加盟国やトルコが追随した。

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