〈こころ〉はどこから来て,どこへ行くのか

  • 岩波書店
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000229463

作品紹介・あらすじ

「もの」と「こころ」をつなぐ回路、心理臨床、幸福研究、グローバル定常型社会、知覚、社会脳、ヒトとサル…。数々のユニークな切り口から、第一線の思想家・研究者が縦横に語る。「京都こころ会議」発、充実のレクチャー。

感想・レビュー・書評

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  • 下條信輔:講演Ⅳ こころの潜在過程と「来歴」:
    マーク・チャンギージーの「情動・皮膚仮説」が興味深い。顔の情動ディスプレイとしての役割とヒトの三色色覚系が相互作用で共進化したってんだけど、じゃあ、ここ20年程のハリウッド/スポーツ選手経由で若者の髭面が増えたのは、どういう解釈になるんかねえ。
    あと、「身体化された知性」のところの、額に字を書くと触覚では左右反転して知覚される現象、面白い!でもって更に、これが(下條先生の肝いりで)静岡科学館「る・く・る」で体験できるってのもすごい!

  • 著者:河合俊雄(こころの未来センター)、中沢新一、 広井良典、下條信輔、山極寿一 (京都大学総長)

    (「BOOK」データベースより)
    「もの」と「こころ」をつなぐ回路、心理臨床、幸福研究、グローバル定常型社会、知覚、社会脳、ヒトとサル…。数々のユニークな切り口から、第一線の思想家・研究者が縦横に語る。「京都こころ会議」発、充実のレクチャー。

  • 私には難しすぎるかと思ったが、講演集だから大丈夫かなと思い、読み始める。ところが、最初の中沢新一さんの講演で、「あ、難しい」と思った。なんとか読む。結局これが一番難しく、そのあとの4つは、全部理解できたわけではないが、面白く読むことができた。
    中沢新一さんの本は、少ししか読んだことはなかったが、こんなにも理系のお話される方なんだと知った。

  •  いつもの図書館の新刊書の棚で目に付いたので手にとってみました。著者たちの中の中沢新一さんの名前も気になりましたし、河合隼雄氏のご子息である河合俊雄さんの論述にも興味を抱きました。
     内容は、2015年に開催された「京都こころ会議」でのレクチャーを採録したもので、5つの切り口からそれぞれの専門家が“こころ”を語っています。
     しかし、最初に採録されている中沢新一氏の章は難解でしたね・・・。

  • こころは閉じているけど開いているもの、という視点が展開されているようなんですが、一回読んだだけでは理解できないものでした。私には難しかった。

  • 分野をまたがって「こころ」を考える魅力的な講演。
    触発されることがたくさんありました。
    中沢新一氏はいつも新しく、わかりやすく、楽しめます。

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著者プロフィール

河合俊雄(かわい・としお)
1957年生。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。PhD.(チューリッヒ大学)。ユング派分析家。臨床心理士。現在、京都大学こころの未来研究センター教授。専攻は臨床心理学。著書『ユング』『村上春樹の「物語」』『心理臨床の理論』『ユング派心理療法』(編著)『発達障害への心理療法的アプローチ』(編著)『大人の発達障害の見立てと心理療法』(共編著)など。

「2016年 『発達の非定型化と心理療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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