功利主義とは何か

  • 岩波書店 (2018年11月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784000229623

作品紹介・あらすじ

功利主義は今日の世界で最も影響力を持ち、同時に論争を呼ぶ世俗的倫理である。世界的に名高い哲学者P・シンガーが、起源から現在に到る歴史をわかりやすく解説しつつ、これまで向けられてきた数多くの批判に回答する。そして貧困、安楽死、動物の権利といった現代的課題の解決に対し、功利主義がいかに応えうるかを示す。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

倫理学の重要なテーマを扱ったこの書籍は、功利主義の歴史や理論、実践についてわかりやすく解説しています。著者は、古代の先駆者から現代の課題に至るまで、功利主義の発展を追い、その正当化や批判に対する応答を...

感想・レビュー・書評

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  • 功利主義の特徴は、幸福の促進と苦しみの解消のために理論的基礎の発展とともに実践的変化をもたらそうと努力してきた。

  • 功利主義の歴史、理論、そして実践を平易に説く優れた入門書。政治哲学分野にありがちな難解さなどは微塵もありません。原著のVery short introduction Oxford Utilitarianism の簡潔、明瞭な文体を巧く日本語に移し変えていると思いました。

  • 東2法経図・6F開架 151A/L45k//K

  •  私が度々お世話になるVSIシリーズ。
     紀伊国屋で先々月に買った原書(〈https://booklog.jp/item/2/0198728794〉を四苦八苦しながら読んでいるという個人的にタイムリーな期間に)日本語版が刊行。これは嬉しい。

    【書誌情報】
    原題:Utilitarianism: A Very Short Introduction (2017)
    著者:Katarzyna de Lazari-Radek
    著者:Peter Singer
    訳者:森村進
    訳者:森村たまき
    価格:本体2,100円+税
    刊行日:2018/11/15
    ISBN:9784000229623
    四六 並製 カバー 184ページ

    功利主義は今日の世界で最も影響力を持ち,同時に論争を呼ぶ世俗的倫理である.世界的に名高い哲学者P・シンガーが,起源から現在に到る歴史をわかりやすく解説しつつ,これまで向けられてきた数多くの批判に回答する.そして貧困,安楽死,動物の権利といった現代的課題の解決に対し,功利主義がいかに応えうるかを示す.
    https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b378355.html

    【目次】
    凡例 [v]
    序文 [vii-x]
    謝辞 [xi-xii]
    目次 [xiii-xiv]

    第1章 起源 001
      古代の先駆者たち/初期の功利主義者たち/創始者:ベンサム/提唱者:ジョン・スチュアート・ミル/学究的哲学者:ヘンリー・シジウィック

    第2章 正当化 017
      ベンサムによる功利主義原理の正当化/ミルの証明/シジウィックの証明/ハーサニィによる,無知の条件下での合理的選択からする議論/スマートの態度と感情への訴えかけ/ヘアの普遍的指令主義/グリーン:対抗する諸原理の誤謬を指摘することによる功利主義擁護論

    第3章 われわれは何を最大化すべきなのか? 049
      古典的見解/経験機械/選好功利主義/多元主義的帰結主義/感覚ある存在者を超えた価値/内在的価値:これまでの話/快楽とは何か?

    第4章 反論 079
      功利主義はわれわれに不道徳に行為せよと言うのだろうか?/効用の測定/功利主義はあまりに多くを要求しすぎだろうか?/功利主義はわれわれの特別の義務を無視するのか?/「人格の別個性」の無視/効用の分配

    第5章 規則 109
      功利主義の二つの形態/時限爆弾/秘密にしておく/功利主義は自己抹消的か?

    第6章 功利主義の実践 121
      功利主義を今日適用する/生命の終わりの決定/倫理と動物/効果的利他主義/人口のパズル/国民総幸福

    訳者あとがき(二〇一八年 秋分の日 訳者) [145-148]
    読書案内と引用に関する注 [3-17]
    人名索引 [1-2]

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著者プロフィール

1946年生まれ。オーストラリア出身の哲学者。プリンストン大学名誉教授。専門は応用倫理学。動物の解放や極度の貧困状態にある人々への支援を提唱する代表的な論者の一人。著書に『新・動物の解放』(井上太一訳、晶文社、2024年)、『なぜヴィーガンか?──倫理的に食べる』(児玉聡・林和雄訳、晶文社、2023年)、『飢えと豊かさと道徳』(児玉聡監訳、勁草書房、2018年)、『あなたが救える命──世界の貧困を終わらせるために今すぐできること』(児玉聡・石川涼子訳、勁草書房、2014年)、『実践の倫理 新版』(山内友三郎・塚崎智監訳、昭和堂、1999年)など。『ザ・ニューヨーカー』誌によって「最も影響力のある現代の哲学者」と呼ばれ、『タイム』誌では「世界の最も影響力のある100人」の一人に選ばれた。

「2025年 『道徳は進歩する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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