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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000233590
作品紹介・あらすじ
いつも手元にあって慣れ親しんでいる本/書物。書物とは何だろうか?「もの」としての書物が世に現れて、現代に至るまでその身につけてきた特質とそのありよう。書物という物体とその内容をなすものがひとつに溶けこんだ相において自在に語られる「書物への夢夢の書物」。その考察はおのずとヨーロッパ精神史を飾る多くの詩人、作家、思想家たち-マラルメ、ユゴー、ダンテ、プラトン、ビュトールら-の書物との関わり、文人たちの測り知れない書物への想いへと及んでゆく。
感想・レビュー・書評
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大学3年生のとき。
まずたたずまいに一目惚れして、
ちょっと読んでみたら文章がかっこよくて。
ひとつひとつの単語(日本語だけど)が難しくて、
何が書いてあるのかかなり張り切って読まないとだったけど、
私の漠然とした本への感覚を、学問風に完璧に武装して代弁してくれてる。
って生協の隅で感動した21歳あたり。
この本で形而下と形而上っていう言葉を得た。
使いこなしたいけど、今だ使いこなせない。
使う場面もないけど。
そんなよそいき感のある言葉っていい。
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