シンクロナイズド・

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 20
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000233798

感想・レビュー・書評

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  • 作者の才能は認めてはいるモノの、論理学の本でつまづいて放置されていたモノを読んで見た。短編集ということもあり、ストーリー性がほとんど関係なくなり、言葉遊びの要素がその分肥大化。才気は感じるけど機微に乏しく途中でやめました。

  • (すみません。ちょっとネタバレかも)



    中の短編「システムウオッチャー」がおもしろかったあ。彼女に子供好きだと思われている男の告白。三歳児までは心などない、それゆえ(ある意味無垢な)「情報処理」でしかない、と思っている男の“心を持たないものが、まるで心を発散しいているようにみえる光景ほどけなげで殊勝なものはありません”という「システム」としての子供を愛してやまない心情。いわゆる世の子供好きはこの男のこの嗜好を善しとするのか否か。…私は、この人は趣味がいいなと思ったけど、さてこの告白をされて紗枝子さんはこのプロポーズを受けるのかな。

    と。

    以上は、ひじょうに感銘を受けたらしい2004年の私の感想。この本、先日たまたま図書館で再読したのですが、最近このテの本を全く読みなれてない私には、おもしろがる以前にひじょうに読みづらかったです…

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著者プロフィール

1959年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学文学部教授。和洋女子大学名誉教授。専門は、美学・分析哲学。著書に『天才児のための論理思考入門』(河出書房新社、2015年)、『改訂版 可能世界の哲学――「存在」と「自己」を考える』(二見書房、2017年)など。

「2018年 『エンドレスエイトの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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