疾走12年 アサノ知事の改革白書

著者 : 浅野史郎
  • 岩波書店 (2006年5月2日発売)
3.89
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000234214

疾走12年 アサノ知事の改革白書の感想・レビュー・書評

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  • 元々厚生省官僚出身。福祉関係に並々ならぬ思いを抱く。
    知事として宮城県を改革。県警裏金問題では、県警側の矛盾点を突く。県警は、「職員の士気に影響するとして知事への説明を拒否」。しかし、知事などがさんざん「あやしい」と行っても、怒らずに説明を拒否する姿に違和感を抱いている。
    そのほか、宮城県の知的障害者施設の廃止を決断する。施設で缶詰のような体制にするのではなく、地域に溶け込んだ形での福祉を行い宝だという。厚生省官僚として思いを抱いてきた結果の行動なのだろう。
    地方分権改革における国との戦いについても書かれている。補助金を廃止し、税源を地方へ移譲することについて、霞ヶ関は、補助金の廃止について、医療関係など地方の裁量のない部分を以上してきて、残りの補助金はカット、税源についてもわずかに委譲するという策にでる。こうした案に対する知事の戦いに突いても書かれている。

  • <pre><u><h4 Align="center">行政のはなし〜公共サービスの行方〜</h4></u>
    <b>「これにて知事を卒業します」。突然の不出馬宣言は
    県民を驚かせた。「宮城県の誇りを取り戻す」一心で
    取り組んできた12年間、ユニークな選挙、議会との激
    しい応酬、障害者施設解体宣言の衝撃、県警とのバト
    ル、楽天イーグルス誘致の内幕。そこには地方発改革
    断行に賭ける強固な意志が貫かれ、知事業にともなう
    喜怒哀楽が溢れていた。</b>
    (出版社 ホームページより)

    資料番号:010924538
    請求記号:318.2/ア
    形態:図書</pre>

  • 3/22
    この人に是非東京も任せたい、と思う。
    今の東京に必要なのは尊大な王様ではなく
    問題を正確に見極め実行していく政治家ではないだろうか?

  • ★改革派知事の「改革」とは★名前はよく聞くが何をしたのかはよく知らなかった浅野宮城県知事。情報公開や障害者福祉への関心の背景と取り組みはよく分かる。「三位一体改革」について、方法論を説明しているだけで地方財政を自立させるという中身を示していないとした指摘もうなずける。警察の捜査費に対する愚直な指摘ももっとも。ただ地域おこしが文化や意識面に偏るようにもみえる。地域経済の振興に何を目指したのか、結果としてどうなったのかも知りたい。文章は平易で、論理と感情も備えていて分かりやすい。

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