ジェイムズの多元的宇宙論

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000234603

作品紹介・あらすじ

二〇世紀初頭の大いなる転換期に、もう一つの宇宙意識、異なった宗教意識を求めて、人の心の「昼と夜」を探険した、類まれな精神の軌跡。多重人格や霊媒現象などの異常心理の研究から、宗教経験の世界へと分け入り、座礁寸前に追い込まれた理性が紡ごうとする新しい意味と、秘かな音楽に耳をすます。「科学から宗教へ」、巨大な落差を跳躍した経験は、やがて純粋経験の哲学と多元的宇宙論という、革命的な世界観に結実する。生と存在の根源としての純粋経験を包む、色彩と音楽と精神性にあふれた、曼荼羅のような多元宇宙。西田幾多郎、鈴木大拙、フェヒナー、宮沢賢治らと交差させつつ、理性と非理性のはざまを抜けて、いきいきしたヴィジョンのほうへと歩んだ思想の冒険を描き出す。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1949年生まれ. 専攻, 哲学. 京都大学大学院文学研究科教授を経て, 現在, 龍谷大学文学部教授. 著書, 『人間的な合理性の哲学──パスカルから現代まで』(1997), 『ケインズの哲学』(99), 『偶然の宇宙』(2002), 『パースの宇宙論』(06), 『ジェイムズの多元的宇宙論』(09), 『物語 哲学の歴史』(12)ほか.

「2014年 『九鬼周造と輪廻のメタフィジックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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