思想家 河合隼雄

制作 : 中沢 新一  河合 俊雄 
  • 岩波書店
3.89
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本棚登録 : 61
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000234702

作品紹介・あらすじ

こころの動きをそのまま言語で表現し、心理学の枠を超えて拡がっていた数々の著作、多彩な相貌を見せる河合隼雄の思想の軸は何だったのか。編者に加え、赤坂憲雄、鷲田清一、養老孟司らの執筆陣が、その思想性を追究する。さらに日本では未発表の海外講演録、用語集などから、河合隼雄の新たな読み方を提示。

感想・レビュー・書評

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  • 「臨床家 河合隼雄」と対になっている本です。こちらは河合先生の「思想」について語っているのですが、僕としては「臨床家」の方がよかった。玉石混交具合はこちらの方が強いです。養老孟司先生のパートなんて、正直いって何を言ってるんだかわかりません(学生の頃聞いた養老先生の授業もよくわからなかったですけど)。鷲田清一先生のパートはよいのですが、内容は「臨床とことば」とかなりかぶっていました。冒頭の中沢新一さんとご子息の河合俊雄さんの対談パートはよかったです。ファンの人はここだけのためにでも手に入れる価値があるとは思いました。

  • 中沢新一と共に編集にクレジットされている河合俊雄って息子さんだったんですね。しかも同じ臨床心理学者とは。サル学の雅雄さんはよく知ってるんだけどね。

  • 河合隼雄の人柄には興味を持ったが、心理学は学問と言えるのか、改めて疑問に思った。

  • かずみんさんの記事(http://ameblo.jp/kazumin1220/entry-10358740830.html)を見て。気になってしょうがない。

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