死のミメーシス ベンヤミンとゲオルゲ・クライス

  • 岩波書店 (2010年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784000234757

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  • ドイツ文学研究者による、ゲオルゲ・クライスとの関係からベンヤミンを論じた研究書。ベンヤミンのモチーフに占めるゲオルゲ・クライスや伝統的ドイツ文学の比重の大きさは、改めてベンヤミンをただのマルクス主義者あるいはユダヤ神秘主義者と捉えることの一面性の危険性を暴露してくれる。その意味で、ベンヤミンの仕事はまさに「芸術の政治化」に他ならない。そして明らかにすべきは、芸術と政治を止揚する際の媒介項である。

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著者プロフィール

【訳者・解説】平野 嘉彦(ひらの・よしひこ)
1944年生まれ。京都大学文学部卒業、東京大学名誉教授。主な著訳書に、テーオドール・W・アドルノ『アルバン・ベルク─ 極微なる移行の巨匠』(法政大学出版局、1983)、『プラハの世紀末─ カフカと言葉のアルチザンたち』(岩波書店、1993)、『マゾッホという思想』(青土社、2004)、『ボヘミアの〈儀式殺人〉─ フロイト・クラウス・カフカ』(平凡社、2012)、『土地の名前、どこにもない場所としての─ ツェラーンのアウシュヴィッツ、ベルリン、ウクライナ』(法政大学出版局、2015)、他。

「2024年 『ザッハー=マゾッホ集成Ⅲ カルト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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