書物と映像の未来 グーグル化する世界の知の課題とは

  • 岩波書店 (2010年11月2日発売)
3.12
  • (2)
  • (3)
  • (9)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 100
感想 : 12
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784000234801

みんなの感想まとめ

情報環境が急速に変化する現代において、書物や映像などの文化財をいかに保存し、継承していくかというテーマが深く掘り下げられています。特に、デジタル化の進展に伴い、映画などの失われた作品の復元やアーカイブ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アーカイブ

  • 1338円購入2011-02-09

  • 書籍のアーカイブをめぐって、今、何が起きているかを把握できる。映画も、失われたものが数多くあるそうで、デジタル化によって、将来への資産を蓄積する機会を得た。知の財産をいかに次代に引き継ぐか・・。

  • プロジェクトグーテンベルク
    青空文庫
    Googleエディション

  • 書物に関してはそんなに新たな情報はなかったけど映像については(自分が知識ゼロだったので)はじめて知る情報がいろいろ。書物と映像を同じ土台で語るというのが今後の方向性なんだろうなあ。

  • 2011 8/13パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
    Amazonでリコメンドされていた+『図書館界』に書評も載っていたので借りてみた本。
    主に書物に関連する論考にざっと目を通したが、んー、あまり新規性のある話はないか。長尾先生の話はブレないなあ。
    ただ、第3章の書物の公共性に関する論考の中で、Googleによる電子化に対する中国の態度(問題にすらならない/歯牙にもかけない)が興味深かった。

  • Googleが世界中の書物を電子化し、また新しく電子出版される書物の販売も行うことになると、世界最大の唯一の書店になるかもしれない。
    国会図書館が日本のGoogleの役目になる可能性もある。
    国会図書館は過去のすべての書物のデジタル化を目指している。
    ブックサーチの十対は、既存のそれも察したいの書評群に関するデジタルアーカイブであるにすぎない。その書籍群にはすでに老舗のライブラリ安によって綿密な書誌で0たが付けられている。
    グーグル化に乗り遅れることは、世界の情報流通から脱落することを意味する。それでなくても非英語圏の情報発信は英語帝国主義のもとでは、存在しないにすぎない。
    グーグルという一インターネット企業が、複製技術時代からメタ複製技術時代への移行の中で、これまでの知の勝手な自己増殖を封じ込めてきたパンドラの箱(著作権制度)を非常に無邪気に開けてしまった。

  • 今流行りの電子書籍に限らず、将来のナショナルアーカイブ的な方向性も見据えて、学術的な視点から冷静かつ様々な知見に富んだ意見が述べられています。
    電子書籍ブームにあやかった希望に満ちた未来論やネガティブキャンペーンに辟易している人にもっと知的な問いかけを投げかけてくれる本です。

全8件中 1 - 8件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

公益財団法人国際高等研究所 京都大学元総長

「2017年 『〝もう一つの文明〟を構想する人々と語る日本の未来 自然と共に生きる豊かな社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長尾真の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×