書物と映像の未来――グーグル化する世界の知の課題とは

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制作 : 長尾 真  遠藤 薫  吉見 俊哉 
  • 岩波書店 (2010年11月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000234801

作品紹介

グーグル・ブックス、電子書籍、ユーチューブ…。情報環境が激変するなか、学術書を含めた書籍や映画、ドキュメンタリー映像等のメディア文化財をいかに保存し、継承していくか。市場原理とは異なる視点に立ったそれらの利活用とは具体的にどのようなものか。国立国会図書館長の長尾真氏、東京国立近代美術館フィルムセンター主幹/国際フィルム・アーカイブ連盟会長の岡島尚志氏、NHK放送総局ライツ・アーカイブスセンター長の大路幹生氏をはじめ、書物と映像をめぐる現場・研究を先導する論者たちの発言。

書物と映像の未来――グーグル化する世界の知の課題とはの感想・レビュー・書評

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  • 書籍のアーカイブをめぐって、今、何が起きているかを把握できる。映画も、失われたものが数多くあるそうで、デジタル化によって、将来への資産を蓄積する機会を得た。知の財産をいかに次代に引き継ぐか・・。

  • プロジェクトグーテンベルク
    青空文庫
    Googleエディション

  • 書物に関してはそんなに新たな情報はなかったけど映像については(自分が知識ゼロだったので)はじめて知る情報がいろいろ。書物と映像を同じ土台で語るというのが今後の方向性なんだろうなあ。

  • 2011 8/13パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
    Amazonでリコメンドされていた+『図書館界』に書評も載っていたので借りてみた本。
    主に書物に関連する論考にざっと目を通したが、んー、あまり新規性のある話はないか。長尾先生の話はブレないなあ。
    ただ、第3章の書物の公共性に関する論考の中で、Googleによる電子化に対する中国の態度(問題にすらならない/歯牙にもかけない)が興味深かった。

  • Googleが世界中の書物を電子化し、また新しく電子出版される書物の販売も行うことになると、世界最大の唯一の書店になるかもしれない。
    国会図書館が日本のGoogleの役目になる可能性もある。
    国会図書館は過去のすべての書物のデジタル化を目指している。
    ブックサーチの十対は、既存のそれも察したいの書評群に関するデジタルアーカイブであるにすぎない。その書籍群にはすでに老舗のライブラリ安によって綿密な書誌で0たが付けられている。
    グーグル化に乗り遅れることは、世界の情報流通から脱落することを意味する。それでなくても非英語圏の情報発信は英語帝国主義のもとでは、存在しないにすぎない。
    グーグルという一インターネット企業が、複製技術時代からメタ複製技術時代への移行の中で、これまでの知の勝手な自己増殖を封じ込めてきたパンドラの箱(著作権制度)を非常に無邪気に開けてしまった。

  • 今流行りの電子書籍に限らず、将来のナショナルアーカイブ的な方向性も見据えて、学術的な視点から冷静かつ様々な知見に富んだ意見が述べられています。
    電子書籍ブームにあやかった希望に満ちた未来論やネガティブキャンペーンに辟易している人にもっと知的な問いかけを投げかけてくれる本です。

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