自壊社会からの脱却――もう一つの日本への構想

制作 : 神野 直彦  宮本 太郎 
  • 岩波書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000234849

作品紹介・あらすじ

いま、グローバル化と格差・貧困の拡大が進む日本社会のいたるところで、先行きの見えない不安と閉塞感が広がり、政治や行政への不信と諦めが人々の間に巣くっている。「次の時代」への青写真-壊れつつある社会システムから脱却するための、地の足の着いたトータルな構想-が今ほど求められている時はないだろう。金融・経済、環境、社会保障、雇用、福祉、教育、財政など、各分野の最前線で活躍する9人の論者が分野の垣根を越えて共同執筆する本書は、各領域の相互連関に目を向けながらこれからの課題解決の方向性を指し示す、問題提起と提言の書である。

感想・レビュー・書評

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  • 強盗文化

    存在欲求
    自己の存在を他者の存在と調和させたい
    人間の存在を自然の存在と調和させたい
    生を共にすることによって充足される

    所有欲求
    外物を所有することによって充足される

  • とても面白い一冊だった。本書はオムニバス形式になっていて、しかもそれぞれの章の著者が著名な方ばかりで、中身も大変叡智に富んだものであり、とても勉強になった。中身の濃い一冊でした。

  • 複数の学者が各専門分野での主張を論じています。
    個人的に好きな学者が揃い踏みでびっくりしました。
    内容の新鮮さは無く、まぁ手広く日本社会を見渡すのには最適な一冊に仕上がっています。
    ただ、これらの学者の主張が縦割りになっていて、そこが勿体無い。それぞれが良い展開をしているのに、それをうまく一つに繋げていれば、もっと素晴らしいものになっただろうと思います。勿論、自壊社会からの脱却という共通項はあるのですが、俯瞰的視点からの展開が弱い気がします。
    各章のまとめ方はうまくて、サクサク読めます。深く知りたい人は著者の本を読めば理解度が高まります。僕の評価はA―にします。

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