自壊社会からの脱却 もう一つの日本への構想

  • 岩波書店 (2011年2月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784000234849

みんなの感想まとめ

多様な視点から現代社会の問題を掘り下げる本書は、オムニバス形式で著名な学者たちの主張を集めています。各章はそれぞれの専門知識に基づき、自己の存在欲求や所有欲求といったテーマを中心に展開され、読者に深い...

感想・レビュー・書評

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  • 強盗文化

    存在欲求
    自己の存在を他者の存在と調和させたい
    人間の存在を自然の存在と調和させたい
    生を共にすることによって充足される

    所有欲求
    外物を所有することによって充足される

  • とても面白い一冊だった。本書はオムニバス形式になっていて、しかもそれぞれの章の著者が著名な方ばかりで、中身も大変叡智に富んだものであり、とても勉強になった。中身の濃い一冊でした。

  • 複数の学者が各専門分野での主張を論じています。
    個人的に好きな学者が揃い踏みでびっくりしました。
    内容の新鮮さは無く、まぁ手広く日本社会を見渡すのには最適な一冊に仕上がっています。
    ただ、これらの学者の主張が縦割りになっていて、そこが勿体無い。それぞれが良い展開をしているのに、それをうまく一つに繋げていれば、もっと素晴らしいものになっただろうと思います。勿論、自壊社会からの脱却という共通項はあるのですが、俯瞰的視点からの展開が弱い気がします。
    各章のまとめ方はうまくて、サクサク読めます。深く知りたい人は著者の本を読めば理解度が高まります。僕の評価はA―にします。

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著者プロフィール

神野直彦(じんの・なおひこ)
日本社会事業大学学長、東京大学名誉教授(財政学・地方財政論)
『システム改革の政治経済学』(岩波書店、1998年、1999年度エコノミスト賞受賞)、『地域再生の経済学』(中央公論新社、2002年、2003年度石橋湛山賞受賞)、『「分かち合い」の経済学』(岩波書店、2010年)、『「人間国家」への改革 参加保障型の福祉社会をつくる』(NHK出版、2015年)、『経済学は悲しみを分かち合うために―私の原点』(岩波書店、2018年)
1946年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学



「2019年 『貧困プログラム 行財政計画の視点から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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