生命保険入門

  • 岩波書店 (2009年12月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784000236874

作品紹介・あらすじ

生命保険業界のオピニオン・リーダーとして活躍をつづける著者が、長年の実務経験を生かして生命保険の仕組みをわかりやすく書いた画期的な入門書を5年ぶりにリニューアル。新保険法の制定、保険料不払い問題、金融危機以降の新たな状況について加筆したほか、最新の知見を盛り込んで本文のデータを全面的に見直した。

みんなの感想まとめ

生命保険の仕組みを深く理解するための入門書であり、専門的な知識を求める読者にも応える内容となっています。著者は長年の実務経験を基に、生命保険商品の特徴や法制度について詳しく解説し、特に生命保険会社に関...

感想・レビュー・書評

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  • ライフネット企画株式会社の設立者で現立命館アジア太平洋大学学長である著書による,専門分野への入門書(FPでも十分上級レベルか)。生命保険商品の特徴や法制度などの解説。生命保険会社に関しては1章割いて詳しく説明している。

  • 生命保険について数字・ファクト・ロジックによりタテ(時間軸)ヨコ(空間軸)にわたってまとめられた分厚い本。

    教科書的な内容だがただの事実の羅列ではなく、著者の見識・考察に基づいた因果関係(ロジック)が示されるので読み物としても面白く読める。
    理解し咀嚼して要約しようと思うのだが、文章に無駄がなく中々要約ができない。

  • ・シンプルな定期死亡保険
    ・掛け捨ての医療保険+貯蓄
    参考文献

  • 「はじめての新書」フェアで気になった本

  • 難しすぎて、理解できないことも多々あったが、生命保険業界の仕組みや課題の概要を知ることができた。

  • 4〜5

  • ライフネット会長の出口さんが書いた本。同じ業界にいる人間としても不案内な領域もあり、凄く勉強になりました。

  • 出口さんのファンなので読んでみた。日本の生命保険に対する解説、問題点が可能な限り平易に書かれていてわかりやすかった(とはいえ、難しい箇所もあるが保険制度そのものが複雑なので仕方ない)。
    要所要所に生命保険の現状の問題点とそれに対する出口さんなりの解決策が書かれていて、興味深かった。本書は保険の現場を離れることになった出口さんが「遺書」として記した、とされるものだが読んでみてその意味がよく分かった。ライフネット生命では出口さんの考える解決策を体現されようとしているのだろう。

  • 生命保険について体系的に欧米との比較などを交えて書いてあります
    現在の保険の問題点や課題など
    今後どうしていくべきか
    保険のアドバイス
    など

  •  家族を持つとやはり保険は必要。でも保険の仕組みってよく分からない。そんな人にはおすすめの本。専門家が、包み隠さず保険の仕組みを教えてくれます。

     初版が2004年であるため、記述と現在の状況が少し変わってきている部分があるのかも知れないが、この本の中で挙げられている日本の生命保険業界の本質的な問題点は解消されていないため、未だ価値は薄れていない様に感じられる。
     生命保険の歴史から始まって、生命保険の収益構造、種類、生命保険会社の組織、資産運用方法など、外から見ていては全く理解できない生命保険会社の内部の仕組みについて、B/S,P/Lの読み方なども含めて、説明されている。

     初めのうちは、相当生命保険に興味がないと細かすぎてつまらない内容だな、と思っていたのだが、中盤に来ると面白くなってきた。特に、逆ざやの問題では、ずっと昔に貯蓄型の生命保険に加入した人の損失補てんのために、新規に加入した人の生命保険の配当分が投入されていることを知り、馬鹿馬鹿しさを覚えた。公的年金の問題でもそうだけれど、自分の力ではどうにもできない時間の問題のせいで、後に生まれた人が損をするような仕組みは、早急に解消する必要がある。そうでなければ、真面目に生きる気力をなくすよね?

     また、この逆ざやの問題を知ったことにより、近年、新興の生命保険会社が出てきている理由も理解できる気がしてきた。逆ざやは生保にとっては負債だから、伝統的な生保が負債にあえいでいる今だからこそ、新興勢力にとってはチャンスでもあるのだ、と。でも、逆にそれを利用して、伝統的生保が子分を使って利益を上げる、という構造も考えられるなあ。

  • 日本生命に勤め、ライフネット生命の社長が書いた生命保険の入門書

    保険の仕組み、業界の現状・問題点、よい保険商品の選び方、理想の保険商品などが体系的に書かれている。THE 教科書といった感じの本で、生命保険についてイチから学びたい人にはうってつけの本。

  • 元日本生命、現ライフネット生命保険社長の出口氏が書いた生命保険入門書。

    生命保険の仕組みや歴史から業界の構造、生命保険会社の収益モデルや関連法規、これからの生命保険の未来像など、あらゆることを網羅した名著。

    実にレベルが高く、それでいてコンパクトにまとまっている素晴らしい本です。

  • ライフネット生命の社長さんが起業前に書いた本の増補版。生命保険の仕組みとか業界の問題点とか展望とか、理知的でけれんがなくよい本。
    願わくばもう少し視覚的に編集されていると、門外漢にも分かりやすいのだが、それはそれとしてよい本。

  • 本は必要な時に必要なものを読むと早く読める、と言うか、必要そうなところを選んで読むようになるか。生命保険自体についてもっと歴史も学びたいと感じた。けどこれはこれで十分読む意味のあった書。保険、規制、商品、金融、制度、新旧、顧客志向、ピンチかチャンスか。

  • 出口社長にTwitterで紹介されて読みました。生命保険業界人向け。
    丸4年もこの業界にいながら、勉強させられることばかり…。ある意味恥ずかしいが、仕方ない。自分の会社が一般的な生命保険会社とは商品構成がかなり違うことも原因の一つのようだ(言い訳)。
    生保講座(生命保険会社の社員が受ける試験)や実際の業務で勉強するような内容も多いが(そもそも自分が生保講座の多くを忘れていることはさておき)、歴史的な経緯をしっかり説明してくれているので、理解しやすい。
    「なぜ今のような制度・法律ができたか」「逆ザヤ、不払い問題の背景にあった(歴史的な)問題は何か」こういう観点は、4年くらい業界にいた所で、意識していないとよくわからないのだ(←これも不勉強の言い訳…)。
    出口(ライフネット)社長のタテヨコ思考がよく出ていて、物事の理解の仕方・考え方自体参考になる。
    新基準のソルベンシーマージン率や経済価値ベースの負債など最近の動向にも触れられている。最後の参考文献紹介も何気にありがたい。
    今後の生命保険像も提示されていて、かなり共感できる。そしてその生命保険像がまさにライフネット生命で実現されつつあることに感銘を覚える。すごい。ライフネットが収入保障保険をやらない理由もわかった。
    本書の中にある、優良体に対する割安な保険料設計、ライフネット生命でもやらないですかね?

  • インターネット専業のライフネット生命の出口社長著。
    生命保険の歴史から、現在の販売体制の欠点、今後の改善ポイントまでコンパクトにまとまってとても読みやすかったです。
    もちろん話題になった、「逆ざや」「保険金不払い」などについても詳細が。

    この本を読んで疑問に思ったのは、年金保険など長期を保障する保険のために必要な「資金運用力」。市場の変動にかかわらず長期で見ればパフォーマンスを上げられる運用担当者はどうすれば育つのか?またはその力は得がたい才能なのか?「これから運用担当者の育成が重要」と書かれていただけに、気になります。

  • 女性の社会進出による死亡保障需要の大幅な縮減
    →生存保障(貯蓄、医療、介護、年金)分野へシフト

    喫煙、血圧、BMIなどを基準にした優良体割引

    病気の予防・健康増進のための現物給付もでてくる。。。?



    社会保険払ってちゃんと返ってくるんだろうか
    よくよく考えたら保険ってかなりでかい買い物なんだな
    著者 twitter.com/p_hal さん結構面白そうな人だな

    という軽いノリでざっと読んでみた。
    保険は大きく、死亡保険、医療保険、生存保険(年金など)があるということ
    保険料の払い方、保険代の受け取り方にいくつかパターンがあるということ
    保険も基本は単純だということがわかったからよしとしよう。

    とりあえず、一歩踏み込むと一気に複雑怪奇になる保険商品現状がよくわかった。保険買時はライフネットにしようかと思ってしまうではないかw「はじめに」で自分のgmailアドレスを公開して意見を募っているあたり、60過ぎているとは思えない。すごい。

  • もらった。
    勉強のために読んでみよ~

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)名誉教授・学長特命補佐。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年~2023年、APU学長。2024年1月より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)、『逆境を生き抜くための教養』(幻冬舎新書)、『出口治明学長が語る 人生が楽しくなる世界の名画150』(星海社新書)、『働く君に伝えたい「考える」の始め方』(ポプラ社)等多数。

「2024年 『人類5000年史Ⅵ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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