祖国より一人の友を

  • 岩波書店 (2007年9月7日発売)
3.50
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 0
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784000237161

作品紹介・あらすじ

政治が保守化し、個人が国家に囲い込まれる時代。著者が〈漂流〉の末に辿り着いた原点は、戦後の原点たる8・15であり「愛国」のくだらなさ・むなしさだった──。修業時代だった1949年から66年までの第1巻、日本の青春が総体として生きた最後の希望の時代だった66年から72年までの第2巻につづく、自伝3部作、待望の完結篇。

著者プロフィール

1959年、東京大学仏文科卒業、1966年、同大学院博士課程単位取得退学、同年より一橋大学勤務、のち教授。1996年、定年退官、関西学院大学教授。2002年退職。ジャン=ポール・サルトル、フランツ・ファノンなど、左翼抵抗思想の文学を専攻、翻訳し、評論活動をおこなう。また1986年、独身生活を勧めた『シングル・ライフ』がベストセラーとなる。訳書にサルトル『実存主義とは何か』(人文書院)、共訳書に、F.ファノン『地に呪われたる者』(みすず書房)、J・ジュネ『恋する虜』ほか多数。

「2015年 『家の馬鹿息子 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

海老坂武の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×