漱石の漢詩を読む

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000237215

感想・レビュー・書評

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  • 漱石の漢詩を読むだなんて小難しいこと、私には無縁だと思っていましたし、なにより楽しめるはずがないと思っていたのですけど、古井さんの分かりやすい解説にぐいぐいひき込まれ、漢詩という嘆く人間の制限されたものから生まれる美しさを楽しむことが出来ました。漢詩からぼんやり浮かぶ情景を言葉の意味も含め丁寧に解説いてくださった古井さんに感謝です。
    ぼんやりはうすぼんやりに変化し、ちょっとずつその姿を現しかけています。

  • 私のような者には絶対届かない知の世界で楽しみ、苦しみ、そして己の人生を全うした夏目漱石に改めて畏敬の念をおぼえます。

著者プロフィール

作家

「2017年 『現代作家アーカイヴ1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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