大乗仏教概論

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000237598

作品紹介・あらすじ

大乗仏教の意義とその理想を、西洋キリスト教社会に知らしめるために、アメリカ滞在時代の37歳の大拙が、満身の宗教的情熱と気概をもって執筆した作品。世界的仏教思想家大拙の誕生を鮮烈に告げたデビュー作であり、大拙の英文著作中の代表作の一つである。20世紀の西洋社会の仏教観に、大きな影響を与えたことでも知られる。

感想・レビュー・書評

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  • 仏教について正確な知識を得ようとしてこの本を選んだら、失敗。訳者後記にあるが、これは大乗仏教ではなく、大拙版仏教ということのようです。

  • 大拙の情熱を感じる。世界が広がる。

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著者プロフィール

1870(明治3)年、金沢市本多町生まれ。本名貞太郎。1891年、鎌倉円覚寺の今北洪川について参禅。洪川遷化後、釈宗演に参禅。1892年、東京帝国大学哲学科選科入学。1897年、渡米。1909年に帰国、学習院大学・東京帝国大学の講師に就任。1921(大正10)年、真宗大谷大学教授に就任。大谷大学内に東方仏教徒教会を設立、英文雑誌『イースタン・ブディスト』を創刊。1946(昭和21)年財団法人松ヶ岡文庫を創立。1949(昭和24)年文化勲章受章。同年より1958年まで米国に滞在し、コロンビア大学他で仏教哲学を講義。1956(昭和31)年宮谷法含宗務総長から『教行信証』の翻訳を依頼される。1960(昭和35)年大谷大学名誉教授となる。1961年英訳『教行信証』の草稿完成。1966(昭和41)年7月12日逝去。

「1979年 『The Essence of Buddhism 英文・仏教の大意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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