仏独共同通史 第一次世界大戦(上)

制作 : 剣持 久木  西山 暁義 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 41
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000237963

作品紹介・あらすじ

その後の世界のあり方を決定的に変えたといわれる第一次世界大戦の歴史を、政治史・経済史・軍事史・外交史にとどまらず、社会史・文化史(戦場での暴力、兵士や銃後の市民の意識、社会統合、戦後の記憶のあり方…)の最新の成果を踏まえ、総合的に描か出す。仏独両国の大戦研究の第一人者が共同で執筆した定評ある通史の翻訳。上巻は、普仏戦争から開戦に至るまでの国際関係をたどるとともに、国内統合や戦争文化、動員の問題など仏独両国の戦時体制を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 単純に第一次世界大戦本は結構あると思うが、それは大戦の経過だけを取り上げたとしても、
    本質として歴史の中における第一次世界大戦の意味まではなかなかわかりにくい。
    もちろんよく言われる直接の原因となったサラエボ事件なども所詮は単なるきっかけでしかなく、当時の欧州でのもはや直接対決はもはや避けられない状態でそれがいつ起こるのかを待っている状態であったという。

    原因、結果を含めてその部分がうまく描かれているので第一次世界大戦という歴史的事実の本質を見出すのには悪くはない。普仏戦争という結果とそれ以来の独仏の感情的な対立から、「その時」まで当時の欧州の空気感が出ていて読みごたえはあると思う。もちろんここで推されているフランスとドイツの感情的な対立だけが大きな要因ではないのは言うまでもないが。

    この空気感は今の東アジアにも通じるのではないのかな?

  • 和図書 209.7/B31/1
    資料ID 2012100467

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