地域の味がまちをつくる: 米国ファーマーズマーケットの挑戦

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000238366

作品紹介・あらすじ

アグリビジネスなどに象徴される巨大な農業ばかりが注目される米国で、地域の小規模農家の農作物を扱うファーマーズマーケットが活況を呈している。複数軒の農家が自分の農場で作った農作物を持って集まり、消費者に直接販売するファーマーズマーケット。地域の生産者と消費者が深く結びつくことによって地場産業が復活し、有機栽培野菜の生産、地域に根ざした特産品が増加している。また、地域通貨の活用や福祉サービスの一環としての低所得者層へのチケット配布など、単に農作物を販売するだけでなく食生活の改善や地域再生につながる、さまざまな取り組みをレポートする。

感想・レビュー・書評

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  • 今、愛媛大学の先生らしい。

  • 農産物直売所 土佐の日曜市 地産地消
    著者・・・千葉大学 まちづくりの勉強

    センス・オブ・コミュニュティ

    ・地産池消
    ・農家以外の中小企業の参加


    中心市街地再生の手段として 行政
    But
    高級化=締め出される存在
    急激な高級化、安全化、変化の弊害

    「ファーマーズ・マーケット栄養プログラム」
    低所得層 農家
    「今までにありえなかった交流の存在」


    「今世界はタンジブル(手に取れる)なものを求めている」
    「実感からしか人の生き方は変わらない」

    食べ物には大きな可能性がある
    =====


    カリフォルニアのエディブルスクールヤードについての語られ方との類似点
    ・・・危険地帯、荒れている環境→穏やかで暮らしやすくなった

    都市農村交流の語られ方との類似点
    ・・・「人を連れてくる」「異なるタイプの人を地域に集める」人の移動
    ・・・「人の足をとめ会話を促す」個人間の対面コミュニュケーション

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著者プロフィール

作曲科・ピアニスト。国立音楽大学作曲学科卒、同大学院作曲専攻音楽理論コース修了。

「2018年 『女声合唱とピアノによる日本の歌 郷愁に寄せて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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