ドキュメント 朝鮮で見た〈日本〉 知られざる隣国との絆

  • 岩波書店 (2019年4月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (236ページ) / ISBN・EAN: 9784000238991

作品紹介・あらすじ

戦後の混乱で朝鮮に残留した日本人、里帰りを果たせぬ日本人妻、植民地支配の傷跡の数々…….いまだ国交のない隣国との関係を、日本政府は歴史の清算もせず、断絶する方向に舵を切って来た。しかし、両国には切ることのできない絆がある。40回におよぶ訪朝取材をもとに、貴重な写真とルポで、朝鮮に残る〈日本〉を照射する。

みんなの感想まとめ

戦後の混乱を背景に、朝鮮に残留した日本人や日本人妻の視点から描かれる人間ドラマが本書の魅力です。著者は40回にわたる訪朝取材を通じて、北朝鮮の人々の生活や心情に迫り、彼らの温かさや絆を浮き彫りにします...

感想・レビュー・書評

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  • 朝鮮からみた日本を知りたい人へ

  • この時代にあって、朝鮮(著者が示す北朝鮮と呼ぶことへの抵抗はさもありなん)についての情報がきわめて乏しい。学校教育がどうこう言わずとも歴史は学べる。現在の日朝問題は連日報じられる。しかし、朝鮮の市井の人びとの暮らしについては、朝鮮側も公開を厳しく制限するが、日本側も積極的に取材する姿勢が希薄だからか、どうにも勝手な想像の域を出ない。ここに知る朝鮮の人びとは、そこに暮らすこととなった残留日本人や日本人妻に対してなんとも温かい。豊かさはとらえ方によるけれど、少なくとも親族が支えあって幸せそうだ。貧富の格差なんて日本だって激しい。写真で見る朝鮮の人びとの表情からは、その心根の優しさを窺い知ることができる。韓国を含め、朝鮮半島と日本との問題はかねてより本書にあるとおりだと心に留めている。“半島を分断したのは米ソでも、その端緒は日本の植民地支配にある”

  • 今も北朝鮮に残留日本人や日本人妻がいるんですね。
    でも住んでいる世界が違いすぎて奉仕しようとしたりする気持ちがあまりよくわかりませんでした。

    それに筆者は安倍政権に批判的みたい。

  • 植民地支配 犠牲者たちの真実 (評:中村一成 フリージャーナリスト)
    <書評>ドキュメント 朝鮮で見た<日本>:北海道新聞 どうしん電子版
    https://www.hokkaido-np.co.jp/article/316023?rct=s_books

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    戦後の混乱で朝鮮に残留した日本人,里帰りを果たせぬ日本人妻,植民地支配の傷跡の数々…….いまだ国交のない隣国との関係を,日本政府は歴史の清算もせず,断絶する方向に舵を切って来た.しかし,両国には切ることのできない絆がある.40回におよぶ訪朝取材をもとに,貴重な写真とルポで,朝鮮に残る〈日本〉を照射する.
    https://www.iwanami.co.jp/book/b450139.html

  • 東2法経図・6F開架:319.2A/I89d//K

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著者プロフィール

伊藤孝司(いとう・たかし) 1952年長野県生まれ。フォトジャーナリスト。社団法人日本写真家協会会員/日本ジャーナリスト会議会員。日本の過去と現在を、アジアの民衆の視点から捉えようとしてきた。アジア太平洋戦争で日本によって被害を受けたアジアの人びと、日本がかかわるアジアでの大規模な環境破壊を取材し、雑誌・テレビ・インターネットなどで発表。著書に『朝鮮で見た〈日本〉―【ダーシ】知られざる隣国との絆』(岩波書店)、『朝鮮民主主義人民共和国 米国との対決と核・ミサイル開発の理由』(一葉社)、『無窮花の哀しみ―証言〈性奴隷〉にされた韓国・朝鮮人女性たち』、『地球を殺すな! 環境破壊大国・日本』、『平壌からの告発』、『破られた沈黙』(以上、風媒社)、『アジアの戦争被害者たち』(草の根出版会)、『棄てられた皇軍』(影書房)など多数。監督作品に『アリラン峠を越えて』(2003年)、『銀のスッカラ』(2006年)、『ヒロシマ・ピョンヤン』(2010年)、『長良川を救え!』など多数。

「2025年 『原爆棄民[増補改訂版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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