TVドラマが好きだった

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 14
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000240147

感想・レビュー・書評

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  • 2018.0901 読了

    大好きだったTVドラマについて脚本家がいろいろと感じていることのエッセイ。
    私も大好きなドラマが登場するので、興味津々で読みました。
    うん、よかった。
    一番心に残ったのは、脚本家として考えていることの部分。
    「自分が書いたものを一度自分から離して、他人が書いたものとして客観的に見てみる。そして話し合いに参加する。」
    「リアルに会話をしている時は、文法や言い方は間違いが多い。ドラマの会話との違いがある」

    ドラマを見るときに気をつけて見てみよう

  • 私の中ではかなり面白かったです。「わはは!」という面白さじゃなくて、みょーにリアルで手が届きそうな親近感がたまりませんでした。
    自分が習い事について好きだからこそ考えて文句を言って現状を嘆く・・だけど好き・・というような感覚が、この人はTVドラマにまるっと置き換えられるような・・そんな親近感。
    特別な才能があって、大ヒットメーカーな訳じゃないけれど(いえ、ご本人が書いていらっしゃるから・・・)名の知れたドラマの脚本を手掛けていて・・なんとも・・こう・・切ない立場でいらっしゃる。

    全部に置いて、まったく違う世界の事なのに、分かりやすく説明する様、好きな事を自分なりに分析して考える様なんかがとても近い感覚で親近感を覚えました。

    私自身、すっごくTVドラマが好きってわけじゃないけれど、TVなしでは生きていけないTVっこなもんで、タイトルで選んでしまいました。

  • 久しぶりにひっぱり出して読んだけど、やっぱりおもしろかった。
    年齢的にはちょっとずれるんだけど、岡田さんの書く脚本が好きなので、読んでいて納得いくこと、共感できることが多々ある。
    だいたい7~9年くらい前に書かれた文章なので、テレビの状況はよりシビアになっているけれど、その間にドラマはこんなことしてきたよ、こんな風によくなった部分もあるよ、と思ったりする。(もちろん、文句を言いたいことだっていろいろあるけれど)
    テレビドラマ(特に連ドラ)好きとしては、ぜひテレビにはがんばってほしいと思う。あの時代はよかった、と言ってしまうことは簡単だけれども。

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著者プロフィール

1959年、東京都出身。1990年「香港から来た女」(TBS)で脚本家デビュー。「連続テレビ小説 ちゅらさん」(NHK)で第20回(2001年度)向田邦子賞受賞。主な作品は、「南くんの恋人」(1994年テレビ朝日)、「若者のすべて」(1994年フジテレビ)、「イグアナの娘」(1996年テレビ朝日)、「夢のカリフォルニア」(2002年TBS)、「恋セヨ乙女」(2002年NHK)、「僕だけのマドンナ」(2003年フジテレビ)、「バンビ~ノ!」(2007年日本テレビ)、「めぞん一刻」(2007年テレビ朝日)、「小公女セイラ」(2009年TBS)、「連続テレビ小説 おひさま」(2011年NHK)、「最後から二番目の恋」(2012年フジテレビ)、「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故」(2012年WOWOW)、「泣くな、はらちゃん」(2013年日本テレビ)、「ど根性ガエル」(2015年日本テレビ)、「奇跡の人」(2016年NHKBSプレミアム)ほか。

「2017年 『NHK連続テレビ小説「ひよっこ」シナリオブック(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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